玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

ベジタリアンが地球を救う

2009-10-28 19:10:01 | 環境・エコ
高い見識と教養をお持ちの英国貴族、Stern卿がThe Timesのインタビューに答え

「温暖化を克服するために人間は肉食を止めベジタリアンになるしかない!」

Stern卿は、”2006 Stern Review on the cost of tackling global warming"の著者で、12月のコペンハーゲンで合意がなされれば、膨大な温室効果ガズを排出する食肉などの食料が高騰するだろうと話す。

というのも、牛や豚が出すメタンガスはCO2の23倍も温室効果があり重大な排出源だからだ。

Starn卿は世界銀行の前チーフエコノミストで現在はロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授で I. G. Patel 議長。英国の納税者は途上国に2015年まで毎年30億ポンド温暖化防止の支援が必要としている。(1)

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Stern卿の提案にもとづき、英国人納税者は肉食を止め草食とする法律を作って模範をしてしていただけると、口先だけでないことが分かって素晴らしい。それで、違反者は胃を2/3切除する手術を強制的に受けること。これで、食料問題も温暖化問題も一気に解決する。草食にすると余分なアドレナリンが分泌されなくなるので戦争は激減、平和な地球となる。宗教で肉食を認めるものは邪教として禁止するのはいうまでもない。


この法律を先駆者のポール・マッカートニーに敬意を表して、Anti Carnivorous Paul 法としてベジタブル・ワールドのテーマ曲を作ってはいかがでしょう。

Stern卿、ぜひ12月の温暖化会議に、食物の生育を阻害するCO2排出規制ではなく、肉食規制法を成立するべく活動をお願いいたします。

すばらしい! 狂牛病も肉牛がいなくなればなくなる。

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しかし英国人はウッカリ信用するとだまされるので、素人ながらチェック。

年間の動物が排出するメタンガスって?こちらの資料によると
75.8テラグラム(10の12乗)らしい。っていうことは、高々7千5百万トン?

でも、23倍メタンが温室効果があるというので23倍しても17.2億トン。

それとCO2の年間排出量はというと273億トン(2006年)

これはどう見ても、肉食を止める気にはなれないなぁ・・

いったいどういう計算しているの?単純な重量比ではないかもしれないが・・

やはり、乳牛はチーズが食べられなくなるのでOKとしましようよ、日本は。

いやいや技術立国日本としては、肉牛が出すメタンガスをくまなく吸収する牛舎をつくりましょうよ。

それで、そのメタンガスを有効利用すれば牛肉もし合わせになる。

そして、世界中で牛肉、豚肉が食べれるのは日本だけ。

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欧米は肉食禁止!

日本は技術で肉食OK!

これで決まり。


参照
1)Climate chief Lord Stern: give up meat to save the planet 、The Times,Oct-27-2009