トリビューンの倒産、朝日赤字転落、メディアは斜陽産業

不動産王のサミュエル・ゼル氏が率いる米メディア大手・トリビューンが会社更生法の適用を申請し倒産した。（１）

トリビューンはシカゴ・トリビューン、ロサンゼルス・タイムス、ボルチモア・サンなどの新聞社、

食糧品チエーン店、２４のテレビ局、大リーグのシカゴ・カブス、アウトレット・マーケット

などの会社を傘下にするメディアコングロマリット。

ゼル氏は１年前に８０億ドルでトリビューンを買収したばかりで、負債は１３０億ドル。

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ゼル氏は１９４１年シカゴ生まれ、６３年ミシガン大学卒。

ナチのユダヤ人迫害から逃れてきたユダヤ移民の両親を持つ。

Robert Lurieと共に the Equity Group Investments を設立。

傘下の不動産部門は全米一位のアパート、オフィス賃貸会社。

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ほとんどの新聞は買わなくても記事を無料で閲覧できる今日、

いくら不動産バブルで儲けたとはいえ、なぜ最悪のトリビューンを買ったのか。（２）

それほどトリビューンの経営は酷い状態がつづいていた。

地元シカゴへの思い入れか。最後の慈善か？

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これは明日の日本。メディアはすでにその存在意義が問われているといっていい。

朝日、毎日のように醜悪なデマを平気で記事配信しても平然としている。

トヨタ自動車の奥田相談役がいうように、広告を出す価値が無いことを

メディアがきずいていなだけだ。Ｆ１への参戦を止めるた次は広告を

粗悪なメディアに出すことを自粛する時代がそこまできている。

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そんな時代の変節の年ではないか、２００８年は。

参照
１）Tribune Bankruptcy Snares Employees,Businessweek,December 8, 2008
２）Sam Zell's Deal from Hell,Businessweek,July 30, 2008