玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

アメリカの時代の終わり

2008-07-13 23:29:23 | 社会・政治
英プレミアリーグのチェルシーのオーナーはユダヤ系ロシア人の

石油王アブラモビッチ(42)氏であることはご承知のとおり。

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ついこの間サンフランシコで、$4.80/ガロンのガソリン代を支払った。

しかし、再現なく値上がりするガソリン代が問題なのではない。

アメリカにとって最も深刻な問題は、原油高騰によるアメリカからの富の流出なのだ。

それも、アメリカに敵対する国(ロシア、イラン、ナイジェリア、ベネズェラ)へ

富が蓄積され、反米パワーが増大していることである。これらの国のリーダーは

個人的に蓄財をかさね、力を蓄え、そして 反米、反民主主義へと導くのである。(1)

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これは BusinessWeek誌にハーバードビジネスクールの教授 ビル・ジョージが寄せた

「Follow the Oil Money」の冒頭から引用したもの。

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サブプライムローン問題から始まった原油高騰。

米国の証券会社、銀行、投資ファンドは 自らの失敗を

原油先物、穀物市場で価格を吊り上げ 穴埋めを庶民にさせようとした。

そして、ブッシュは原油高騰で巨額の利益を上げて大統領とおさらばを決め込んだ。

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ところが、石油を含めた大量消費社会が前提の米国経済の土台が原油高騰で

ゆらぎはじめたことをビルは指摘している。冒頭で述べた サッカークラブだけでは

ない。 石油会社(BP)の子会社TNK-BP、ゼネラルモータース(GM)などもロシアに

乗っ取られるかもしれないのだ。

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アメリカ式経営がもらした目先の利益至上主義が、米国に長期のエネルギー政策を立てる

こと許さなかったともいえるし 省エネ技術に投資することもなかった。

議会もまったく時代遅れの政策(省エネ、環境にかんして)しか考えなかった。

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すでに終わりは、始まっている。

沈む船に ノー天気に 頼り切っている 日本も 同じ 運命をたどるのは自明の理。

気がついたときは 船から 海に投げ出されるのである。

「自分の国と国民は自分で守れよ」、当たり前のことを言われて 突き放されのである。


参照
1)「Follow the Oil Money」,Businessweek,July 11, 2008


主審がレッドカードを受ける

2008-07-13 11:06:56 | 笑える・ジョーク
ベラルーシのサッカーリーグの試合で 酔っ払ったまま主審を努めようとした審判が

退場させられた。最初 主審はふらつく足元を隠すために 背中がいたいような

ふりをしたので 病院へ運ばれた。そこで、血液から高濃度のアルコールが検出

されてしまった。(1)

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足元がフラフラなのに 副審たちも グランドにでるまで気がつかないとはね。

審判は 試合前に みんなで一杯やってたの? 

選手はたまらんね こんな審判が 笛ふくんじゃ。

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日本サッカー協会も新会長に犬飼氏、専務理事に田嶋氏が就任して新体制がスタート。

サッカーの世界しか知らない理事ではだめだと、ラグビーの平尾氏とテニスの伊達選手が理事に就任した。

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Jリーグが強くなったといっても外人ストライカー頼みで 

本当に選手も指導者も人材豊富とはいえない。

パス回しに執着するばかりで 得点を奪うことを忘れた日本をサッカー。

これは 日本サッカーが目指すスタイルを サッカー協会が追求してこなかったことが

もっとも大きな責任があるとおもう。

川渕さんのサッカーを日本でメジャースポーツに育てた貢献はあると思うが・・

「商売ばっかりで 指導者育てたか?」

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協会に金が入る仕組みはできたが それを協会発展 選手・指導者などの人材育成

にどうつなげいくの? まいた種を育てていけるか? 

期待しています。


参照
1)「'Drunk' referee shown red card」,BBC News,11 July 2008