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チョット一言

有明海のシチメンソウ(バスハイクその3)

2006-11-24 | weblog



21日、りこさん milkさんと出かけた、バスハイクの、最終目的地は、
有明海に群生する、海生植物 “シチメンソウ”の紅葉見物です。

到着は、夕方近い16時過ぎでして、チョット陽も落かかり、地平線に少し夕日も掛かっていたようです。

有明海にしか生息しない、“むつごろう”君 も沢山はねていました。
でも、薄暗くなりかけの頃で、中々写真には収め難くて・・・苦労したのに、
やっぱり、何だぁ~~~これは、の出来栄えです。

どれが、むつごろう君か石ころか判らなくて、は断念です。
夕暮れ近いシチメンソウの群生地です。




~~シチメンソウとは?~~


Suaeda japonic 被子植物・双子葉類・アカザ科。
海浜に生える一年草で、九州北部と朝鮮に分布する塩生植物。

高さ20cm~40cm。茎は分岐し、葉は多数つき、線形で先は丸く、柄がない。
長さ2~4cm。肉質で、初め緑色、のちに紫色に変わる。

9月頃から葉のわきに2~7個の花がつく。
花被は5個、肉質で、花後も果実を包む。
11月頃に全株が鮮やかな紅紫色となり、彩り美しい景観をかもしだす。

和名は、葉の色の変色するのをシチメンチョウの面色が変わるのにたとえたもの。
ミルマツナという別名があるが、葉の姿からの連想である。


~~塩生植物とは?~~


塩生植物は、干潟時には陸地となり、満潮時には海水が浸るような環境に成育する。
シチメンソウは塩生植物の中でも特に耐塩生が強く
有明海沿岸では河口部の湿地、干潟、捨石の陥没部などにヒロハマツナなどとともに純群落や混成群落をつくる。


~~シチメンソウの芽吹きから~~
2006年3月撮影
2006年4月撮影
2006年6月撮影
2006年8月撮影
2006年10月撮影
2006年11月撮影

シチメンソウ3月~の写真はここからです。


おまけです、有明海の干潟の写真です。
ムツゴロウ君が、何匹か写っています、判りますか


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今晩は! (sakura235)
2006-11-24 22:24:24
シチメンソウって何かと思っていました。
干潟に群生するのですね。今頃の時期が赤くなって
綺麗なのですね。本当に珍しいもの見せていただきました。
ところでこれは食べられないの?食い意地はっていてゴメンナサイ
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Re: sakura235さんへ (memo)
2006-11-25 00:45:30
今晩は、シチメンソウはこの有明海にのみ群生している塩生植物だそうです。
本当は、数年前には、あのように仕切られた所ではなくて、海沿いに自然に群生していたのですが、最近あのように仕切られてしまったようです。
でも、この所又もとの、有明海の中に移転する話題が、有るようで、元の姿に戻っていくようです。

シチメンソウは食べられないのですが、同じ有明海に生息している、むつごろうは、OKですよ。
でも、可愛く飛び跳ねている姿を見ると、たべるなんて~~~~と、言う気持ちになりますね。
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