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チョット一言

プロ野球の「統一球」とコミッショナー

2013-07-02 | weblog
 【統一球問題】が、報じられて、
 結構、びっくりする事と知らなかった事が、表に出てきました。

 先ず、試合に使われている、あの統一球に、
 コミッショナーの名前が印字されている事。
 それなのに、今年あの統一球が変わっていた事を知らなかった、
 聞かされていなかった・・・と。
 私に責任は無い・・・と、言われる事。
 
 知らなかったにしても、
 知ってて球団にも、選手にも公表しなかったにしても、
 責任は発生する・・・と、思うのですが、

 今でも其々の休場で使われている、あのボールに刻まれた
 「加藤 良三」の名は無意味です。

 この件で、第三者委員会の設置が決まりました。
 3人の弁護士プラス、特別アドバイザーに元巨人軍の桑田真澄氏の計4名。

 NPBは第三者委の第1回会合を28日に行うと発表しました。

 第三者委の初会合を前に、選手会が強烈な先制パンチ。
 加藤コミッショナーが統一球変更を
 「知らなかった」と説明していることを問題視する選手会はこの日、
 松原事務局長がNPBを訪れ、
 嶋基宏会長(楽天)との連名による要望書を提出しました。
 
 要望は3ツ。

 始めに、
 統一球問題が生じた大きな原因として
 「プロ野球の将来について消極的で責任回避的な人物が
 これまでコミッショナーを務め続けてきたことにある」と指摘。
 現コミッショナーを厳しく“断罪”しました。
 
 2つ目に、
 今後のコミッショナーに「プロ野球の将来についてビジョンと責任感を持った、
 強いリーダーシップを発揮できる人物」を要望。
 「比較的若い年齢で、中立性の高い(特定の球団等と過度に密接な関係を持たない人物)」
 
 3つ目に、
 組織構造の健全化のため
 「ファンや選手に対する隠蔽が行われないような情報公開・説明責任を尽くす体制の確立」
 「選手その他利害関係人の意見を十分吸い上げる意思決定構造の確立」

 それよりも前の、先月26日、
 読売のドンが吠えた、
 
 「コミッショナーの責任は関係ない」と・・・。
 相変わらず、無茶吠えをする方だ・・・しかし、彼はドンなのだ。

 おおかたの見方だと、次期コミッショナーには、
 王 貞治氏・・との意見でしたが、
 これは、選手会の要望書の2ツ目に合致しません。
 はたして、球団のオーナー方に正面から物申せるか?
 孫さんには、言えないかも・・・しかも、決して若くはない。

 選手会が、目指す理想のコミッショナーとは、
 察するに「古田 敦也」氏・・・・の様だ、
 
 で、ドンが又しても吠えた。
 「これ以上の人はいない」王氏を 次期コミッショナーに・・・。
 しかも、来夏の任期まで加藤コミッショナー続投・・・だと、
 加藤氏自身も、止める気は全く無いらしい、

 なぜ 
 之もまた初耳なんですが、
 コミッショナーの報酬は、月額200万円だそうで、
 それに、プラスして年間1千万円の交際費が認められているとか・・・・。

 止められませんよね・・・。

 柔道界の不祥事後、ここもまた第三者委員会の意見をもろともせず、
 会長は頑張っていますし、
 
 なぜか、美味しいものの周りには、蟻が押し寄せるようです。
 さて、7月10日、NPBと第三者委員会は、
 どんな結論を、出すのでしょうか?

 プロ野球は、選手もファンも結構強い・・・と、確信しているのですが、
 どんな結果になるのでしょうか、
 強い第三者委員会であって欲しいものです。