メモアール      

チョット一言

雨の日に・・・・・。

2006-07-08 | weblog


朝から雨です。
結構強く降っています。
雷も鳴ったりして・・・・雷が鳴ったら梅雨が明けるなんていってませんでしたかね~~~~

朝からちょっとユックリで、コーヒーを飲みながら新聞を読みました。
前夜、ネットでニュースは大体見ているのですが。

毎日、ほぼ欠かさずに読んでいるのが「天声人語」
これは、高校生の頃、国語の先生がその「天使人語」の中から、
漢字のテストをされるので、その頃から、読んでましたね。
大学受験のテストに、この「天声人語」からの出題が多かった事も有って、
必ず読むようにと、言われていたのですが、中々でした。
そこで、苦肉の策で、漢字テストと言う事に成ったようです。

毎週、その先生の国語(確か現代国語とか言ってましたね)の時間の初めの20分位で、
テストと回答をしていたように覚えています。
国語の時間の度に、前日の朝日、毎日、西日本、新聞のそれを、
切り抜いては持って来られてました。

懐かしいです。
それで、未だに良い慣習になっていて、読み続けています。

でも、今日は・・・・これも又毎日目を通している欄なんですが、
「折々のうた」
今日の句は、些か惹かれましたね、

水打って 水打って 聴く石のこゑ          山田みずゑ

何と無く、解るな・・・って響きです。
酷暑の日に、繰り返し水を打って石の声に聴き入る和やかな気分。
こんな、注釈がついていました。

これは『中今』と言う句集に収められているものです。
この『中今』と言うのが又日本語の極みの良さがあって・・・・。
『過去と未来に至る量りしれぬ間としての現在』と言う意味、
現在をやや賛美して言う語・・・・だそうです。

たった、二文字の中に、これほどの意味と言うか、意識が有るなんて・・・。
日本語の奥の深さと、意味、内容の深さに、今更ながら感慨無用の境地です。
良いですよね、この短い二文字の意味する所の大きい事。

もう、参りました、って感じです。


さて、これもまた私はお目にかかった事があまり無いお花です。

布 袋 葵