頭の悪い私は、現在、あることを理解出来ないでいる。
もしも、これから話す私の質問に答えられる方がいらっしゃれば、是非ともご教示願いたい。反応がなくとも落ち込まない程度に期待しておく。
私は今更ながら、大塚英志氏の小説『多重人格探偵サイコ』(角川スニーカー文庫)の一、二巻を読了した。
実は、乙一氏の作品のほとんど全てを読破してしまった私は、「さて次はどの作家の作品に手を出そうか……」と考えて、たまたま手に取ったのが『サイコ』だった。
乙一氏のめちゃくちゃな作品に放心状態で、しばらく読書に手付かずになっていた私を誘った作品だけあって、なかなかに面白かった。
しかし問題は、あとがきである。
私の頭が大塚氏の文章のレベルについていけていないらしく、全く意味が分からなかった。
二巻のあとがきのことである。
一体、このあとがきで語られている“消費される小説”とか“消費される小説だけが持ちうる速度”とは、どういう意味なのだろうか? 猿並みの読解力しか持ち合わせていないこの私には理解しがたい。どなたか理解している方はいらっしゃらないだろうか。よければ、具体的な説明をしていただきたい。もちろん、貴方なりの解釈で構わない。
また、大塚氏の(あとがきの)文章は、わざと憎まれグチを叩き、まるで憎まれることこそが本望である、と言いたげな印象を受けるが、ファンの方はどう受け取っているのだろうか。そこも気になるところである。
なんだか文句を言いたげな文章になってしまったが、大塚氏の作品は素晴らしいと言えるレベルである、と私は思う。また、個人的に参考になる内容であった。また機会があれば、大塚氏の作品を手に取ろう、と思っている。
もしも、これから話す私の質問に答えられる方がいらっしゃれば、是非ともご教示願いたい。反応がなくとも落ち込まない程度に期待しておく。
私は今更ながら、大塚英志氏の小説『多重人格探偵サイコ』(角川スニーカー文庫)の一、二巻を読了した。
実は、乙一氏の作品のほとんど全てを読破してしまった私は、「さて次はどの作家の作品に手を出そうか……」と考えて、たまたま手に取ったのが『サイコ』だった。
乙一氏のめちゃくちゃな作品に放心状態で、しばらく読書に手付かずになっていた私を誘った作品だけあって、なかなかに面白かった。
しかし問題は、あとがきである。
私の頭が大塚氏の文章のレベルについていけていないらしく、全く意味が分からなかった。
二巻のあとがきのことである。
一体、このあとがきで語られている“消費される小説”とか“消費される小説だけが持ちうる速度”とは、どういう意味なのだろうか? 猿並みの読解力しか持ち合わせていないこの私には理解しがたい。どなたか理解している方はいらっしゃらないだろうか。よければ、具体的な説明をしていただきたい。もちろん、貴方なりの解釈で構わない。
また、大塚氏の(あとがきの)文章は、わざと憎まれグチを叩き、まるで憎まれることこそが本望である、と言いたげな印象を受けるが、ファンの方はどう受け取っているのだろうか。そこも気になるところである。
なんだか文句を言いたげな文章になってしまったが、大塚氏の作品は素晴らしいと言えるレベルである、と私は思う。また、個人的に参考になる内容であった。また機会があれば、大塚氏の作品を手に取ろう、と思っている。
“消費される小説”とはつまり、読んでハイさようならの小説、という意味だと思います。
参考書や辞書のように何度か手に取るようなものではなく、1回読んで終わり、という軽い読み物ということではないでしょうか。
そうすると、“消費される小説だけが持ちうる速度”
とは、手に取ってからハイさようならになるまでのスピードを示している、ということになりますね。何度も手に取る物は「ハイさようなら」の瞬間がないので速度を持ち得ない、又は速度が遅い、ということでしょう。
これを踏まえてもう一度「あとがき」を読んでみる必要がありますね。
あと、ご報告までに。
『サイコ』の三巻を読みました。角川スニーカー文庫ではなく、講談社ノベルスより発刊されています。