詩【なみだみな】
どうしてだろう?
ぽつり、ぽつりと、落ちる、涙。
意味のない涙?
意味のわからない涙。
嬉しい?
寂しい?
悲しい?
苦しい?
痛い?
辛い?
怖い?
切ない?
わからない。
激しく泣いた。
とめどなく泣いた。
むせび泣いた。
わめくように泣いた。
さけぶように泣いた。
くるったように泣いた。
泣いて、泣いて。
泣いて、泣いた。
涙のワケはわからなくても。
涙はあふれてしまいます。
涙はこぼれてしまいます。
涙はながれてしまいます。
涙は、おちてしまいます。
落ちた涙のぶんだけ、
心は昇るのでしょうか。
もし、そうなのなら……
私は、こらえない。
私は、りきまない。
私は、おさえない。
私は、こばまない。
強がらない……
涙を、流そう。
涙を、零そう。
たとえどんな涙でもみな……
おもいっきり涙を溜めて、
滝のように溢れさせよう。
強がりは、やめよう。
強がるのは、やめよう。
弱さを認めて、
自分を受け入れて。
それから、
強くなろう、強くなろう、強くなろう!
なみだをみーんな、つよさに変えよう!
そう つよく ちかった。
ただ つよく ねがった。
また つよく いのった。
もう よわく なかった。
詩【なみだみな】by波田美奈
____________________
【添え書き、というかネタばらし】
さやかちゃんのブログからインスピレーションを受けて、今回限定のPN「波田美奈(なみだ・みな)」として書きました。
回文になっているところがあざといというか浅ましいのですけれど、「なみだをみんな強さに変える」というコンセプト通りのネーミングです。
あまり深い意味はなくて、「たとえマイナスだろうと(よくわからないもであろうと)プラスに変えていける、いや、変えてみせる!」というスクライドっぽいテーマです。
この種のテーマは、奇を衒(てら)うとどうしても主幹からずれてしまうので、演出や言葉遊びは含みつつも、結構、ストレートな言葉で表現してみたのですが……いかがですか? やっぱりあざといでしょうか?(苦笑)
個人的にといいますか、作者的には最期(ラスト)の落とし方が好きです。
涙の数だけ強くなれるよ♪ という歌のフレーズはもはや誰もが耳馴染みのある有名すぎる名言ですが、このコトバは本当に真実なのだろうか? なんてギモンに思ったりします。
でもきっと、これは真実かどうかという問題ではなくて、そう信じられるか信じられないかの問題なんでしょうね。
というわけで波田美奈は信じる道を切り拓きました。
信じた者は救われます。
いや、信じた者は巣食われるんですね。
チカラを持ったコトバ、チカラの宿ったコトバというモノは、たとえいい意味であっても悪い意味であっても、信じた者の心に巣食います。
だったら、自分が「いいな」と思ったコトバに巣食われたいですよね。
よきコトバを信じて下さい。
いいかわるいかは判りませんが、「いいもの」として信じたコトバは、いいものとして働きます。
あるいはいい意味でだけ信じて下さい。
そうすれば巣食われて、救われます。
……なんて。
なんか精神論になってますが(苦笑)。
まぁ、これもちょっとした言葉遊びですね。
話を戻します。
意味のわからない涙、ワケもなく溢れてくる涙、ってありますよね。
涙ってのは悲しいとか辛いとかネガティブな感情だけではなくて、喜びや嬉しいといったポジティブな感情の場合もありますよね。
まぁ、ポジティブな涙ならそのまま号泣すればいいですよね。
でも、ネガティブな涙、あるいは意味不明の涙ってのは、こらえてしまいがちです。
泣くなって言われますよね。
泣くのは弱いって言われますよね。
でも、弱くて何が悪いんですか?
むしろ、弱さを隠してるだけじゃ、いつまでも弱いまんまじゃないでしょうか。
この詩は、弱さも自分の一部だと受け止めて、思いっきり泣いて、そして強くなろうよ、ってことなんですよね。
弱さを誤魔化してるうちは弱いまんまなんです。
弱い自分を見ようとしないで強さだけを求めてもなにも得られません。
自分を見失ってるから、空回りしてしまうんですよね。
そうじゃなくて。
弱さをきちんと受け入れて受け止めて、それから強い自分を目指していかないと。
弱い自分を見捨てたままじゃ、強くなんてなれない。
ただ、弱い自分を何もなく、何のきっかけもなく強さに変えることは難しい。
だから、そのために泣くんです。
だから、泣いていいんです。
むしろ、泣いて下さい。
そんなメッセージです。
って、語ってしまったら詩にした意味がないような気もしますけれど(苦笑)。
まぁ、補足ですね。
これでこの詩には言葉遊び以外の意味がなくなってしまいました(苦笑)。
でも、こんな長ったらしい文章を読まなくても、短い言葉(詩)の中にメッセージが詰まってますからね。
メモみたいなものでしょうか。
忘れたときは、いつでも見返して下さい。
でも一つだけ忠告です。
これはあくまでもボク個人の思想であって、真実や真理ではありません。
たった一人の人間が考えたザレゴトです。
偉そうな口ぶりで語りましたが、間違っているかも知れません。
なので、まぁ、信じる信じないは読んで下さった貴方の自由です。
って、そんなの当たり前かぁ(^^;;
ということで、以上で、2010年最期の新作発表を終わります。
起立、礼、さよーならー♪
よいお年を!!
どうしてだろう?
ぽつり、ぽつりと、落ちる、涙。
意味のない涙?
意味のわからない涙。
嬉しい?
寂しい?
悲しい?
苦しい?
痛い?
辛い?
怖い?
切ない?
わからない。
激しく泣いた。
とめどなく泣いた。
むせび泣いた。
わめくように泣いた。
さけぶように泣いた。
くるったように泣いた。
泣いて、泣いて。
泣いて、泣いた。
涙のワケはわからなくても。
涙はあふれてしまいます。
涙はこぼれてしまいます。
涙はながれてしまいます。
涙は、おちてしまいます。
落ちた涙のぶんだけ、
心は昇るのでしょうか。
もし、そうなのなら……
私は、こらえない。
私は、りきまない。
私は、おさえない。
私は、こばまない。
強がらない……
涙を、流そう。
涙を、零そう。
たとえどんな涙でもみな……
おもいっきり涙を溜めて、
滝のように溢れさせよう。
強がりは、やめよう。
強がるのは、やめよう。
弱さを認めて、
自分を受け入れて。
それから、
強くなろう、強くなろう、強くなろう!
なみだをみーんな、つよさに変えよう!
そう つよく ちかった。
ただ つよく ねがった。
また つよく いのった。
もう よわく なかった。
詩【なみだみな】by波田美奈
____________________
【添え書き、というかネタばらし】
さやかちゃんのブログからインスピレーションを受けて、今回限定のPN「波田美奈(なみだ・みな)」として書きました。
回文になっているところがあざといというか浅ましいのですけれど、「なみだをみんな強さに変える」というコンセプト通りのネーミングです。
あまり深い意味はなくて、「たとえマイナスだろうと(よくわからないもであろうと)プラスに変えていける、いや、変えてみせる!」というスクライドっぽいテーマです。
この種のテーマは、奇を衒(てら)うとどうしても主幹からずれてしまうので、演出や言葉遊びは含みつつも、結構、ストレートな言葉で表現してみたのですが……いかがですか? やっぱりあざといでしょうか?(苦笑)
個人的にといいますか、作者的には最期(ラスト)の落とし方が好きです。
涙の数だけ強くなれるよ♪ という歌のフレーズはもはや誰もが耳馴染みのある有名すぎる名言ですが、このコトバは本当に真実なのだろうか? なんてギモンに思ったりします。
でもきっと、これは真実かどうかという問題ではなくて、そう信じられるか信じられないかの問題なんでしょうね。
というわけで波田美奈は信じる道を切り拓きました。
信じた者は救われます。
いや、信じた者は巣食われるんですね。
チカラを持ったコトバ、チカラの宿ったコトバというモノは、たとえいい意味であっても悪い意味であっても、信じた者の心に巣食います。
だったら、自分が「いいな」と思ったコトバに巣食われたいですよね。
よきコトバを信じて下さい。
いいかわるいかは判りませんが、「いいもの」として信じたコトバは、いいものとして働きます。
あるいはいい意味でだけ信じて下さい。
そうすれば巣食われて、救われます。
……なんて。
なんか精神論になってますが(苦笑)。
まぁ、これもちょっとした言葉遊びですね。
話を戻します。
意味のわからない涙、ワケもなく溢れてくる涙、ってありますよね。
涙ってのは悲しいとか辛いとかネガティブな感情だけではなくて、喜びや嬉しいといったポジティブな感情の場合もありますよね。
まぁ、ポジティブな涙ならそのまま号泣すればいいですよね。
でも、ネガティブな涙、あるいは意味不明の涙ってのは、こらえてしまいがちです。
泣くなって言われますよね。
泣くのは弱いって言われますよね。
でも、弱くて何が悪いんですか?
むしろ、弱さを隠してるだけじゃ、いつまでも弱いまんまじゃないでしょうか。
この詩は、弱さも自分の一部だと受け止めて、思いっきり泣いて、そして強くなろうよ、ってことなんですよね。
弱さを誤魔化してるうちは弱いまんまなんです。
弱い自分を見ようとしないで強さだけを求めてもなにも得られません。
自分を見失ってるから、空回りしてしまうんですよね。
そうじゃなくて。
弱さをきちんと受け入れて受け止めて、それから強い自分を目指していかないと。
弱い自分を見捨てたままじゃ、強くなんてなれない。
ただ、弱い自分を何もなく、何のきっかけもなく強さに変えることは難しい。
だから、そのために泣くんです。
だから、泣いていいんです。
むしろ、泣いて下さい。
そんなメッセージです。
って、語ってしまったら詩にした意味がないような気もしますけれど(苦笑)。
まぁ、補足ですね。
これでこの詩には言葉遊び以外の意味がなくなってしまいました(苦笑)。
でも、こんな長ったらしい文章を読まなくても、短い言葉(詩)の中にメッセージが詰まってますからね。
メモみたいなものでしょうか。
忘れたときは、いつでも見返して下さい。
でも一つだけ忠告です。
これはあくまでもボク個人の思想であって、真実や真理ではありません。
たった一人の人間が考えたザレゴトです。
偉そうな口ぶりで語りましたが、間違っているかも知れません。
なので、まぁ、信じる信じないは読んで下さった貴方の自由です。
って、そんなの当たり前かぁ(^^;;
ということで、以上で、2010年最期の新作発表を終わります。
起立、礼、さよーならー♪
よいお年を!!
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