実家のヒメベンケイソウ。
戦没者の遺族に 特別弔慰金 が 払われます。
ダラーツリー、マネーツリーは英語名です。
葉の形がコインに 似ていることから付けられたそうです。
輸入した業者が
「金のなる木」と名前を つけてお金をつるして 売ったことからこちらの名前が有名になりました。
今日は 録画を完成するつもりでしたが 母に呼ばれて 市役所巡りをすることになりました。
戦没者の遺族に 特別弔慰金 が 払われます。
そのために戸籍抄本を寝屋川市役所に取りに行って 請求書と一緒に 京田辺 市役所に提出しなくてはなりません。
昭和21年6月 父の兄の一人が シベリア 抑留中に 亡くなりました。
長い間、行方不明でしたが、 戦後66年経って ソ連から戦没者 名簿が出てきて、 ハバロフスク に埋葬されていることがわかりました。
もうその頃には 両親はとうに亡くなり、 11人いた兄弟もほとんど亡くなってその人を知るのは、父の兄の一人と姉、末っ子の父の3人。
その時点でみんな高齢者で本人を認知できる人は一人もいませんでした。
その残った二人が亡くなり3年ほど前に受け取り人の順番
が回って来たのでした。
父はもう娘も妻も名前を呼べません。写真1枚もなく、肉親の情のようなものを探してみても私たちの中には見つかりません。
ただ、そういうことを含めた非情に人として悲しさを覚えます。