音楽の喜び フルートとともに

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最後の曲集

2023-07-10 21:01:00 | バロック
久しぶりに宇治植物園に行ってきました。
午前中雨でしたが、すっかり止んで曇り空。湿度多めです。

アガパンサスや

紫陽花

カンナ属が

睡蓮や

木槿も咲いていました。

巨大タペストリーはカエルさん。
ボランティアのみなさんが植えたそう。
温室や、ハーブ園もあって1回では紹介しきれません。
レストランもあってランチ食べて





半日で回るには調度いい所です。

ヨーロッパでは18世紀にイギリスを中心に世界中にプラントハンターが派遣され、珍しい植物を持って帰り、キューガーデンやライデン植物園などの宮廷植物園に展示されました。
植物園の鑑賞、研究用というだけでなく、珍しい植物は高値で取引されました。

フランソワ クープラン(1668ー1733年) フランス王国パリ生まれ、没。
バロック時代のフランスの作曲家。
多くの音楽家を輩出したクープラン家の中でも特に有名な人物で「大クープラン」として知られています。

1693年ルイ14世のオルガニストとして選ばれます。

教師としてクラヴサンを王族に教えます。
クラウザン曲集第4巻は1730年出版されましたが、序文で健康が悪化していることを記しています。
「3年ほど前、これらの作品は書き上げられました。しかし、私の健康は日々弱るばかりなので、友人たちは仕事を休むようを忠告してくれます。
なので、その後何も大きな仕事をしていません。所賢が今日まで、私の作品に喝采を送らんとせられたことに御礼申し上げます。」
1733年、亡くなります。

生涯最後のクラヴザン第4巻。
第27オルドルは「ケシ」Les pabots

Franz Eugen Köhler, Köhler's Medizinal-Pflanzen
ルイ14世の建てたヴェルサイユ宮殿には、広大な庭園と

温室があったといいます。
ケシは紀元前五千年前メソポタミアで栽培されていました。
ヨーロッパでも古くから栽培されていました。

François Couperin: Les Pavots – Quatrième livre de pièces de clavecin



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2 コメント

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Unknown (siawasegohan_2009)
2023-07-10 18:24:56
いつも楽しみに拝読、拝聴しております。
今日はどんな曲を紹介してくださるのだろうとワクワクして、お邪魔しています。
クラッシックは好きですが、素養がないのです。
美しい音楽に、1日の疲れを忘れて、聴き入っております。
いつもありがとうございます!
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Unknown (m-fluteangel16)
2023-07-12 09:57:09
@siawasegohan_2009 さん、お聴き頂いてありがとうございます。コメント、とっても嬉しいです。励みになります💖
これからも頑張りますね👍😉
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