暮れに母にプレゼントした葉牡丹に雨露がついてきれいだったので、映しました。
今日は母の術後検診。
撥弦では有りがちなスタカートの並んだ曲。
p pp pppで、ジャン!
ゆらゆらと揺らぐオーケストラに、フルートのイベール音階のメロディが幻のように浮かんでいきます。
スペインの田舎のお祭りの狂想が待っていたという感じ。
しかも、乾いた狂想。
今日は母の術後検診。
今回はレントゲンを撮るだけなのでゆっくり…といってもうちを出たのは9:00ですが。
経過は良好。前より血流がよくなったのに、流れない弁で頑張っていた頃のように心臓が動くので血圧高めになっているそうです。
気をつけながら
適度な運動はした方がいいらしいです。4月頃には元に戻れそうです。
といっても、今月からうちでのお琴のお稽古は再開しています。
もう仕方ないです。
元気の元なんです。私も一緒だからよくわかります。
昨日イベールのフルート協奏曲について書こうと思ったのに、書きはじめるとイベールの話しになって、1940年の祝典序曲になってしまいました。
といっても、情報として加えることはありません。
名曲であるということは間違いありません。
なぜ名曲なのでしょう?
この1楽章。
撥弦では有りがちなスタカートの並んだ曲。
40~50人編成のオーケストラ。
ティンパニが響き、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット各2、弦楽器が嵐のように動きまわります。
まず大音量。
そこにフルート独奏。
しかも旋律らしくない、変わった配列のスタカート。
猛烈なスピード感。
1935年。
フルートにこんなことをさせようとした人はいませんでした。
結構な力業。
それなのに、終わりは
p pp pppで、ジャン!
なんだこりゃあ!
と、驚いたまま2楽章。
ゆらゆらと揺らぐオーケストラに、フルートのイベール音階のメロディが幻のように浮かんでいきます。
クリスチャン ラルデによれば
1楽章と3楽章を書いた後に、イベールの父が亡くなり2ヶ月何も書けずにいたそうです。
悲しい、けれどピースフルとフィリップ ベルナルドは言っていました。
穏やか、でも悲しい…
とも。
アンダンテと書いてありますが、ゆっくりとそんなに速くないとイベールが言っていたとマクサンス ラリューは言っていました。
涙がでる美しさです。
涙で終わるかと思ったら最後の3楽章。
スペインの田舎のお祭りの狂想が待っていたという感じ。
しかも、乾いた狂想。
クールです。
紹介と言うより感想ですね。
演奏するには、超難曲ですがおもしろい!
お母様の術後も順調でよかったですね
私の孫は中学生の時フルートをやってたんですよ
そのために孫可愛さでフルートは買ってあげましたが、高校生になってダンス部で頑張ってるので、今はどうなのかなー
ピアノは中学までやってましたので、きっと音楽が好きなのでフルートも忘れず趣味の一つで吹いてほしいなーと思いますが・・・
フルートお孫さんに買ってあげられたのですね💖
うれしいです。
クラブを続けられなくても、表面に出なくても、音楽を通して学んだこと、きっと心や身体の中に存在していて、人生を豊かにしてくれると思います✨