音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

神経衰弱に効く?!

2024-06-06 21:04:00 | ロマン派
最近週に一度子育てサポート。
忙しいおうちの人に代わって、6:30までに幼稚園に車でお迎えに行き、自宅で1時間ほど遊んで、8:00に送り届けます。

幼稚園で遊んで疲れた後の預かりとあって、いろいろ工夫しています。

いらない段ボールや箱を置いておいたら、いろいろ作ってくれます。
今日はお城。

色塗りは四角に抜いた段ボールを置いて1つずつ付けました。

途中で疲れて「できない〜。」とぐずぐず言い出したので、「寝てていいよ〜。幼稚園で疲れたものね。」と「私が塗るわ、おもしろいもの。」

塗っていると元気回復してきて「次は赤塗って」とか「その後は青。」とか言ってくれました。

後半30分は

カードを作って、神経衰弱ゲーム。
まったく歯が立ちません。
今回も大負けしました。
こうなってくると、帰りません。
「靴下はいて、帰るよ。」と言っても帰る用意をなかなかしない。
「お城持って帰ろう。」と声かけてやっと帰る気になりました。
お返しするのが8:06になってしまいました。

神経衰弱は、かつて多くの国々で病名(診断名)として扱われていましたが、現在では「文化結合症候群」(特定の国や地域、民族、文化環境において発生しやすい精神障害)の一つと位置づけられています。

もともと神経衰弱は、アメリカの医師ビアドが1868年以降に提唱した概念で、神経過敏、頭痛、めまい、神経痛、不眠、消化不良、疲労感、心気的訴え、集中力低下、記憶力低下など50を超えるさまざまな症状を意味していました。

当時のアメリカは急速な経済発展を遂げており、人々は個人的な感情を抑えて、スピーディーかつ大量に仕事をこなすことを求められるようになりました。そうした社会的な要因が「神経の力」を減少させるために生じる病気と考えられていました。

その後、ヨーロッパや日本、中国などにも神経衰弱の概念は受け入れられましたが、ヨーロッパや日本では20世紀のうちに診断名として用いられることはほぼなくなりました。

神経衰弱ではなく、うつ病などと診断されるようになったためです。

「さまざまな施設で行われた調査では、神経衰弱と診断された患者は、かなりの割合でうつ病、不安状態にも分類しうることが証明されている」と書かれています。

しかし、どの病気の診断基準にも該当せず、神経衰弱の診断基準をすべて満たすような症例も存在するそうです。神経衰弱の診断基準は、何か努力をしたあとに、精神的あるいは肉体的な苦痛や疲労感、衰弱などが続き、他の疾患の診断基準に該当しないことを特徴としています。

神経衰弱について「衰弱」(例:精神的疲労)、「情動」(例:いらいらした感情)、「興奮」(例:増える回想)、「神経痛」(例:頭痛)、「睡眠」(例:不眠)という5つの症状のうち3つで構成される症候群と定義されています。

慢性的な欲求不満や苦痛、社会的・対人的ストレスにさらされた結果、神経衰弱が生じるとされています。
(心療内科ハートクリニックより)

神経衰弱に効くクラッシック音楽
1954年エドワード ポドルスキーによって考えられました。

神経衰弱に効く曲
ベートーヴェンの「プロメテウスの創造」
ショパン「ノクターン」
ドビュッシー「選ばれし乙女」
グリーグ「抒情曲集」
ヘンデル「水上の音楽」
リスト「メフィスト・ワルツ」

これらの曲。ベートーヴェンは現在では全曲演奏されることがありますが、1954年位では序曲しか演奏されなかったので、序曲のことかな?全幕はいろいろな曲想が詰まっています。

ベートーヴェン、ドビュッシー、グリーグ、ヘンデルは前向きで明るい曲かもと思えますが…。
リストのメフィストワルツは暗めで烈しくないのかなぁ?

効くかどうか?は、現在では賛否両論あるみたいです。
でもまあ、効果あっても無くても、試して失うものはあまりない?

フランツ リスト(1811-1886年)オーストリア帝国ハンガリー王国ドボルヤーン生まれ、ドイツ帝国バイエルン王国バイロイト没

1958年リスト
が、第1番は1856-61年頃に、残りの3曲は晩年の1878年から1885年にかけて作曲されました。

このうち第1番が特に有名で、ピアノ曲としても管弦楽曲としても頻繁に演奏、録音されています。

メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 S.514
かねてからファウスト伝説に強く惹かれていたリストが、同郷の詩人ニコラウス・レーナウ(1802- 1850年)

による長大な詩から霊感を得て作曲したピアノ曲が「村の居酒屋での踊り(Der Tanz in der Dorfschenke)」、メフィスト・ワルツ第1番です。

曲の元となったストーリー。

「ファウストとメフィストフェレスは、農民たちが踊り集う居酒屋に現れます。

楽士からヴァイオリンを取り上げたメフィストは、憑かれたかのように弾き始め、農民たちを陶酔のなかに引き込みます。

ファウストは黒髪の踊り子を抱いて星の夜へと連れ出し、森の中に入ってゆきます。

開いた戸から、夜鳴き鶯の鳴き声が聞こえてきます。」

このピアノ版は、弟子のカール・タウジヒに献呈されています。

メフィスト・ワルツ第2番 S.515
第1番からおよそ20年を隔てた1878-81年に作曲、サン=サーンス

1875年サン=サーンス
に献呈されました。
冒頭及び終結部に「悪魔の音階」として知られる三全音(トライトーン)が効果的に使用され、部分的には第1番以上に激しい表現があります。

メフィスト・ワルツ第3番 S.216
1883年に作曲されました。ピアニストのマリー・ジャエル

に献呈されました。斬新な和声法は更に押し進められていて音楽はより苛烈で悪魔的なものとなっています。
スクリャービンもこの作品を好んでいたそうです。

メフィスト・ワルツ第4番 S.216b(第1版)、S.696(第2版)
1885年に作曲されたピアノ曲。同年に改訂されています。ただし第2版は作品自体は完全に演奏可能な形で残されていましたが、中間部に挿入する意図があったと推定される3ページのスケッチが見つかり、構想上未完とされています(1978年にレスリー・ハワードが補筆完成)。第1版が1953年、第2版は1956年になってようやく出版されました。元々リストは「無調のバガテル」として知られる曲を「メフィスト・ワルツ第4番」とする予定でしたが、最終的にその題はこの曲に与えられました。

メフィスト・ワルツ第5番
ピアニストで作曲家であったグンナー・ヨハンセンは、S.696とS.216bを別個の作品と考えていました。同一のマテリアルによる再作曲と考えることができます。この「4番」と「5番」の違いは、ヨハンセン本人の録音で聞くことができます。

第1番「メフィスト・ワルツ」






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供のお相手 (takan32)
2024-06-06 22:54:48
久米さんへ、私のブログにいいね!をありがとうございます。
久米さんのほうが神経まいった! にならないようにしなければなりませんね。(^^;
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2024-06-08 09:39:50
@takan32 さん、いつもありがとうございます😊
記憶力は年々悪くなります。
子どもには敵いません😅💦
本当、まいった、まいった〜!
返信する

コメントを投稿