
カワラナデシコは、大和撫子と呼ばれます。

唐撫子と区別するためにそう呼ばれるようになったそうです。
平安貴族に愛され、花季が長く常夏とも呼ばれます。
枕草子に「草の花はなでしこ、唐のはさらなり、やまともめでたし」
清少納言は唐撫子の方が素敵だと思っていたみたいですね。
江戸時代の空前の園芸ブームで数百種類という品種が生み出されました。
大戦の時にほとんどが失われ回復していないそうです。
私もカワラナデシコを見たのはこの春山奥で見たのが初めてです。
この花は近所の人のお庭に大切に育てられていました。
あるのですね!
気づいてなかっただけかも。
侍文化というと、マッチョな猛々しいものだと思いしがちですが、なでしこだけでなく、朝顔、菊、桜、ハナショウブなどの品種を改良させることに武士も商人も夢中になったそうです。
私の住む枚方市には、菊の品種改良、品評会、菊人形と様々な形で菊を愛でる文化がありました。
メダカや鯉の品種改良に夢中になったりオタク文化もこの頃の精神を受け継いでいるのかも。
こういう制御不能の、何かを愛でたり、育てたりする文化が不思議な日本発のブランドになっていることがおもしろいです。

文化こそが人間らしさなのに。
明治昭和と富国強兵で重厚長大な工業を作るために、画一的な歯車となる教育が幅を利かせ、行きすぎてしまったようです。
そういうのはもう機械がやってくれるので…。
文化を見直す方が豊かになれるのでは?人も経済も
厳しい残暑お見舞い申します。
くれぐれもご自愛下さいね。
札幌は朝晩と日中の気温差が
大きくなって来ました。
朝晩は肌寒さを感じます(;_;)
草花も驚いて居る事でしょう。
河原撫子のルーツに納得!
今日もどうぞお元気でご活躍を(^-^)
見ているだけで普段の生活、心が豊かになります。
気温の変化激しい中、お身体お大切に🤗💖