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音楽の喜び フルートとともに

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エーデルワイス

2021-10-22 22:14:33 | 音楽
エーデルワイスの花はアルプスの高山植物です。
スイスのモンブランの登山列車から見えたエーデルワイスに驚いた覚えがあります。

11/13(土)3時開演
東大阪文化創造館
樟蔭大学マンドリンクラブ
第55回定期演奏会の最後に「エーデルワイス」を演奏します。

ハリウッド映画の「サウンドオブミュージック」のイメージで思っていた花とは少し違っていました。

1965年製作されたこの映画で、ナチスの手を逃れて、故郷オーストリアを後にして、スイスの山を越えるトラップ一家。

オーストリア最後の夜にナチス監視下の緊迫したコンサートで歌われる国歌のような歌。
とても感動しました。
感動してその後のマリアさんの著作も読みました。

ところが、この曲は実はオーストリアではあまり知られていない曲だそうです。

オーストリア国歌は1946年に制定された大河の国、山岳の国だそう。

エーデルワイスと全く違う。

その前の前のはこんな曲です。これの方が結構有名です。
ライヒャがフルート四重奏の最後に変奏曲を作っていたりします。

じゃあエーデルワイスってなんだったのか?と言うと、第二次世界大戦中のドイツ山岳部隊の兵士が中心に歌っていたもので、ヘルムス ニールという人の作詞作曲だそうです。

内容はエーデルワイスを見て恋人を思うというものです。

オーストリアはもともとドイツを含む大帝国だったこともあり、ドイツの国歌は歌詞を変えたオーストリア=ハンガリー帝国国歌。という
ちょっと驚きの事実があったりします。

エーデルワイスはオーストリア第二の国歌どころか、全く知られていないと言うことです。

オスカー ハマースタイン2世、リチャード ロジャースでもなく、それでも映画は感動的だし、名曲だと思います。