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音楽の喜び フルートとともに

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心と体のワーク

2012-10-23 20:44:23 | レクチャー、マスタークラス

雨が降って、寒くなりました。夕方雨が上がったら、きれいな夕焼け。

今日は、心と体のワーク。
「NO」というのも、「YES」というのも、意見という点では、同じ。
そのことを私は、つい見失ってしまいます。

子どもに、何でも言ってねと言いながら、自分好みでないことを言われたら、「何言ってるの?」と言ったり、無視したり。

いい意見と悪い意見に分けて、ランク付けしたり。

こういうことをやっていると、いざ、自分が意見を言おうとしても、その場に役立つことではなく、自分が人に受け入れられるか?どうか?ということが気になって、思っていることを言えなくなってしまいます。

率直な意見交換なしに、調整などあり得ない。

力の強いもの、能力のたかいものだけが意見を言えるのだとしたら、子どもや、障害のある人、老人は、順番は回ってこない。

そして、意見をいうことと、その意見が採用されるのとは、別であるということ。
共有の課題について出された案は、だれがだしたかとか、どういう風に出されたか?などということとは関係なく検討され、バスケットいっぱいの案の中から、みんなの目的達成により近いものを選べば、その場は活性化するし、よりダイナミックで有効な手段が選ばれることになるのです。

いつも、前に出ようとして出られない、肝心な仕事の質が下がってしまうのは、仲間からの受容ばかりが気になるから。

共同の仕事をしようとしている仲間なのだから、目的の質を上げるための多様な意見は、すべて、仲間にとってOKであリ、歓迎されるということを、一番自分が信じていない。
本当に面倒くさい私。

この根本を変えない限り、成長はあり得ない。そんなことがわかったセミナーでした。