音楽の喜び フルートとともに

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思考する

2010-05-11 20:34:05 | 子ども

正月堂の裏に咲いていた紫陽花。雨が続いて、もう梅雨気分。

小雨の中、児童会に行くと、もう、初めから担当の子どもが来ない。迎えに行くと、ランドセルを持ったまま、体育館の下にもぐりこんで出てこないのです。

「おいで!お部屋に入ろう」と声をかけると,罵詈雑言。
困った。おとなではもぐりこめない。
「私は、そんなことあなたに言わないのに、なんで、Aくんは私にそんないやなことばかり言うの?」
「こんなとこにいてもつまらないわ。そこは、ねずみの糞とかゴキブリがいるところで、バイキンもいっぱいだから、心配やわ。そんな汚いところでいつまでもいないで、お部屋へ行って遊ぼうよ。」

やっと出てきたら、ランドセルが砂だらけ。
「あーあ。A君の、大切な本や鉛筆を運んでくれているランドセルなのに、かわいそうだね。」
「うん。」とはたきながら言うので、「雑巾をかしてあげるから、お部屋に行ってきれいにしよう。」
「お母さんに怒られる。」
「大丈夫だよ、ちゃんと拭いたらいいんだよ。」
そういうと安心してやっと部屋に入ってくれました。

気持ちが落ち着かない子ども達に、何で、落ち着かないのか?毎回頭を悩ませます。優しく、しかしルールは守ってもらわなくては、子どもの安全に責任を持つことは出来ません。本当いろいろ、考えて、いろんなことをやってみます。非暴力は知恵が要ります。