音楽の喜び フルートとともに

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女性のためのメソッド

2010-05-02 22:53:10 | 音楽

暖かく良いお天気でした。夫と買い物に出ると、近くの牧野公園でシートを敷いてバーベキューをしている人たちが。
「今時、お花見?」、近寄って見てみると八重桜が咲いていました。



私たちも少しの間、スーパーで買ったお菓子を食べながら、お花見。見知らぬ公園にいる人たちとしばし、ようやく来た暖かい春をかみしめました。

今日は、エレルトのエチュードを練習してました。
彼特有の不思議な調整や、リズムは段々に慣れて来ましたが、演奏において、なんだか違和感。不完全燃焼な感じがして、先日来苦しんでいました。

エレルトは、レガートにおいても、キャラクターが、くっきり変る。スタカートにおいては、当然。頭でわかっていても、音がついてこない。

ニュアンスはfが多い、fが突然に、p。また、f。
ここで、思い出すのは、マスタークラスや、いろんな研修に行って、男性のレッスン生が、男性の教師に、pで演奏するように、とアドバイスされること。しかし、女性の場合、pの問題より音が届かない問題が多いこと。

男性が作曲し、男性が学問にまとめ、男性が作ったメソッドで、練習することに限界はないのか?

女性の体に合った、女性のためのメソッドが必要なのではないか?とずっと思ってきました。
もちろん、女性で成功している人はたくさんいますが、メソッドを書いた人はそんなにいないです。柔らかい体、小さな骨格のための体の使い方。自分で研究し、口伝で何とかやってきた。けれど、そういうものをまとめてみれば、女性が使いやすいメソッドができるかも。

今日はエレルトをやっていて、ちょっと、そのヒントを見つけました。