土曜日はI先生のマスタークラス。
ロングトーンの練習。へ長調のスケールを一音づつ、4拍子でテンポ=50、ビブラートを半拍につき3回入れて、4拍目にフェルマータをつけて自然に減衰して切ります。
最後まで均等にビブラートを入れます。
まばらになったり、ちりめんビブラートと先生は言われますが、それが入らないように練習します。
ヘ長調スケールの練習。
タンギングとスラーでスケールを練習します。
隣同士の音がなめらかに合理的な指使いで動けるように、音程を取ることが大事です。
ヘ長調はBの指使いをブリジアルキーを使うのですが、右手の人差し指を使う方法と両方を使って練習します。スケールの終わりはビブラートを使って伸ばします。
アルペジオの練習。
5線の下のFからAC5線上のFCAの時に、Cの音程は上がりやすく、上のFは下がりやすいので、顎を動かして音程を調聖すること。特に下りのCに気をつけましょう。
高い音をなめらかにつなぐ練習。
スラーで隣同士の音を、トリル練習。高音のBは、長い音を吹く時には右手の小指を離したほうがいいが、ABABのトリルは、右小指は押さえましょう。楽器が安定してなめらかに動くからです。
その時、Dトリルキーは人差し指の指先で押さえましょう。
タンギングは、唇を動かしすぎないで、舌で切ります。いちいち唇を閉じてしまうと音が変わってしまうので、開けたまま舌だけできりましょう。
最近、身体の軸を調整するために、毎日使っているグッズ。
まず、ウレタンの棒。
椅子の上に置いて、パソコンを触ったりする時に使います。
何か作業をする時は、じっとして身体を固めがち、また、その時癖がでるので、身体の軸が歪みがちです。
そんな時は、この上に座って作業しましょう。
不安定なものの上に座ると、逆に身体が真っ直ぐを作ろうとして動きます。骨盤も立ちます。
それから、脳が活性化するので、作業効率も良くなるそうです。
それから、これは厚手のハンドタオル二回グルグルと結び目を作ります。
後はこの上に寝て、この結び目を潰すようにゆっくり息を吐きながら、手や足、骨盤を動かします。気持ちよくてついついそのまま寝てしまったりします。肩こりにも効きます。
動かすときに決して無理をせず、また呼吸を止めないこと。
お尻の下から、腰、肩甲骨、首、頭の裏まで、タオルを移動させながら、ゴロゴロ。
脊椎に沿って動かすのもいいです。
最後はこれ。
テニスボール2個をバンドでとめたもの。
これを首の後ろに当て背中に厚めの本を敷きます。
盆の窪に引っ掛けるように当てて朝晩5分。
S字首を調整します。
フルートを吹く前にやると、音が全く違います。
緊張したり、ただ歩くだけでも、癖がでて身体の一部に緊張が出ていることがわかるようになりました。
なかなか、歩きながら歪みを直したりまではいきませんが、自分の緊張がわかることが第一歩だと思います。
ある場所をやると、息が肺に驚く程入ってくるのがわかります。
それだけ普段筋肉を固めているこということです。それに日によってその場所も変わっていきます。こういうことをすれば、この筋肉が固まるのか?などなど、細かい違いがわかります。
それぞれに感じることは違うと思いますが、気持ちいい上に、自分の身体が分かるようになります。
オススメです。グッズは全て100円均一で手に入ります。
土曜日は、梅田でI先生のマスタークラスでした。
基本奏法のレッスン
ロングトーンは、ビブラートを均一にかけながらゆっくり4拍、音の最後はdim.をかけて消します。
pになっても、音が消えるまでビブラートをかけ続けます。
Fdurのスケールは、B はブリチァルディキーを使います。
音の連携をなめらかにするからです。もちろん、スケールではなくHとBが隣り合って使うときには、ブリチアルディキーは離して、右人差し指かAisレバーを使いましょう。
Fのアルペジオは、音の幅に気をつけて、特にCの音が上がりやすいので要注意。Cの後のFの音は反対に低くなりやすいのでそれも合わせて気をつけること。
スケールは上がる時にcresc.下がる時にdim.長い音符はビブラートをかけます。書いてある音の長さでdim.して終わります。
隣あった音をどれだけレガートで吹けるか?運指を気をつけること、指を上げすぎずキーの上から離さないこと。
当たり前で、簡単なことをちゃんとできるようになることが上達の近道。他の方法は無いということが、先生のレッスンからはよくわかります。
基礎の質を上げること。
一音出すのにもI先生の、集中力は並外れています。
それをそばで見せていただけるだけでも幸せです。
昨夜は、北ドイツ放送交響楽団フルート奏者のユルゲン・フランツさんの公開マスタークラスと、ミニコンサートに行ってきました。
マスタークラスの曲はライネッケのフルートコンチェルトと、バラード。
曲を詳細に教えてくださいましたが、ここでは、みんなが使えるような基本的な情報だけ書きたいと思います。
曲の始まりは、ピアノの音を聞いてテンポをよく掴んで始めます。裏拍から始まっている時は、その意味をよく考えてはじめます。
そして、2小節でオーケストラやピアノにちゃんとテンポを渡すように。
mfや、pをちゃんと落とす。
休符であっても、フレーすズが続いているところに気をつけましょう。
息継ぎは脱力して、顎関節を下に下げて口を大きく開けて息をとりましょう。顎を上に取りに行かない方が空気がたくさん入ります。
関節は下向きにコの字型なので、うえや横に開こうとすると引っかかってよく開きません。
なので、下に下げると効率よく息をとれます。
曲の始まりや,間奏の後の息は、1小節かけてたっぷり取りましょう。
フルートの長さと取る息は、だいたい一致していて、首から腹にかけて中心に伸びる息の柱が、低音ではしたの方の位置で、高音は高く、短くなります。
ブレスは時間を使ってたっぷりとってください。
口の中の反響板(口蓋、唇の裏)を開き空気を入れるように。
肋骨の中心の骨はどんな呼吸の時でも、上げ続けること。
フルートは、細く息を吐くオーボエやクラリネット、ホルンという楽器とは違います。トロンボーンや、チューバのような楽器と同じような息を必要とします。
staccatoは、イタリア語で「離す」という意味です。はねるとか切るという意味ではありません。
ピチカートのように乾いた音ではなく、響きの一種で、ボーイングするときのように一音一音いい音で、吹きます。
スラーの2音目にstaccatoがついている時、いい音で2音目は減衰して、次の音と離します。はねるわけではありません。
レガートの上行形、一つ一つの音をイメージして音程をしっかりとって。
リッププレートに全体に顎を着けて演奏すると、音程をコントロールしやすい。
高音のF#など、高音で大事な指は左手の指です。左手だけで吹いてもF#が出ます。左手だけで吹いてみて、音程を確かめましょう。右手は音色のための指です。
最後にライネッケの協奏曲について、
短調の第二主題は、音色を変えること。内面的で、少し寂しい。モーツアルトのD-durのコンチェルトなども一緒です。
第一主題は外向きで明るく、人に伝えるように、しかし、そればかりだと疲れてしまいます。なので、第二主題は、自分の内側を見るように演奏します。
8分の6拍子や4分の3のリズムに時々、1小節や、2小節まとめた大きな3拍子にとるヘミオラがライネッケの曲にはよく現れるのが特徴。
バラードの方は、
バラードというのは、お話。語りという意味なので、物語を語るように。そして、この曲は息の挑戦。
フレーズ感を大事にすること。息をたっぷり時間をかけてとること。
フランツさんの話は、息のことや、音程をイメージするなど、わかりやすく具体的でした。
そして、この日最後はミニコンサート。
言っておられたことの実践編。これもまたおもしろかった。こちらは明日。
土曜日、福山から慌てて戻ったのは、ジャン・フェランディスマスタークラスを聴講するためでした。
梅田のドルチェ楽器を目指して、帰ったのですが、宝塚から例の渋滞。迂回するために中国自動車道を行きましたが、それでも、15分遅刻。・・・もったいない。
曲はボザのイマージュと、リヴィエのソナチネ。二人がボザだったので、テレマンのファンタジー12番とオーケストラスタディでドビュッシーの牧神の午後への前奏曲と、ブラームスを急遽追加でした。
ボザはニース出身。悲しくならないように、明るい音で、Allegro ma non troppoからはスペインのリズム、2泊目にアクセントを置くこと。
テレマンは、木製のフルートしかなかったことを、頭において演奏する。Bruggen (リコーダー奏者)の演奏を参考にしてdolce pで
ブラームスは全く違って、太った感じの音で、
ドビュッシーは、霧の中にいるようで、牧神がゆっくり起き上がるような感じで始めます。
立ったまま、片足をカクンとして、もう片方の足に重心をかけます。すると、骨盤が自由に動きます。
椅子に座って、先生が手を叩くと同時に立ち上がります、すると、背中が開く・・・オペラ歌手のように背中がフリーな状態になります。
立っている足の先から息を入れて、身体に息を充満させて吹きます。
口だけで吹くのではなく、中音は胸、高音と、低音は腹を使うような感じで。
顔も、口ではなく、眉間、鼻の真ん中、鼻の左右、頭頂部、耳の横に光をあてるように
唇と、歯の間にも息を入れます。
鼻の片方を指で押さえて、片方の鼻だけで音を立てて息を吸います。豚の鳴き声のような音がします。
その時の、鼻の感じを保ったまま吹きます。
特に、スタカートで演奏するとき、レガートで練習してから、スタカートにします。
眉間をわさびポイントを意識して、息は長く、出口の口は狭く。
舌は縦に小さく動かし、身体の奥の方の息で切ります。
高音のメロディなどは、特に、腹から息をふきます。口は小さく。
ブレスをするとき、上顎を固定し、下顎を下に動かして息をとります。
ブレスを上に取りに行ってはいけない。ブレスの前に自由になるイメージで、力を抜くと息が入ってきます。
一つの音だけを歌わない、全体のイメージが大事です。
自分の出来る音楽ではなく、やりたい音楽を常に考えましょう。
もう何度も参加していますが、息を使って演奏すること、息は、口の周りだけのことではなく、身体全体、部屋の空気、音を体全体を使って、部屋に充満させます。
そのために、身体を自由に動かすためのワークを何種類も考え、伝えようとされています。
Bruggen、youtubeで聞いてみましたが、とってもいいです。リコーダーで、吹くテレマンはイメージが違いました。大きな音は出ません。
それから、膝カックンと、わさびポイントで演奏すると、本当に音が変わります。
誰でも実践できることで、伝えようとしていることがよくわかりました。
水仙も終わりです。今日の陽気で倒れてしまいました。
今年も咲いてくれてありがとう。
土曜日はI先生のマスタークラスでした。
レガートの質をあげるために、息の使い方の他に、徹底して替え指の使い方を考えておられます。
高音のH。Hの時の正式な指使いは、右の小指をあげますが、AHが並んでいる時は、小指をおろしたままの方が、楽器がグラグラしないので、おろしたまま吹きます。
低音のCとEの右手の小指は上りの時はずらして移動したほうが、音のつながりがスムーズにおこなえます。
C,C#は、右の中指と薬指をおいていても、音はかわりません。それを利用してクロマティックを演奏するときなどは、CからDまで、置いたままで演奏します。そのほうが楽器が安定して持てるので、レガートがうまくいくのです。
実際に一音一音注意深く、私の音を聞いて、こんなふうにと吹いてくださるのです。
私がレガートと考えていたモノの質が、I先生のレガートと違うことがよくわかります。
吹いてくださる時の、集中の仕方もちがいます。
あまり多くは語られませんが、音楽に向き合う姿勢がそこから伺えます。
まだまだ、先生の足元にもおよびませんが、今回も私も音楽に立ち向かう勇気をもらうことができました。
練習への意欲に燃えています。
今日は3月3日。飾っていたおひな様も今日で片付けます。
うちは男の子ばかりなので、いつもちょこっとだけ。
今回は、ひな色紙。3枚の大きさの違う千代紙を作って、普通に折ります。お顔は別の色紙で折ります。金レーステープのかけらを冠と扇子の形に切って貼ります。かわいいでしょ。
一枚は両親にプレゼントしてもうありません。
流行りのピケティ教授のNHKの講義をテレビで見ていたら、いろいろなことを考えてしまいました。
格差は封建時代とても大きかった。
それが、大戦で富裕層も資産を吐き出さずを得ず、戦後貨幣価値の混乱で、格差は歴史上例を見ないほど縮まりました。
その後、格差は一貫して開きつつありますが、これまた例を見ない経済成長の中で、希望を見続けることができたので、格差拡大に目を向けないで済んできました。
つまり、格差の少ない一億総中流化社会は、戦後という特殊な状況の中でたまたま起きたこと。
戦後の異常事態の中で民主主義が支持されたのは偶然ではないのだと思いました。
格差が小さく市民の力が強かったからこそ、民主憲法の理念があった。
労働による対価よりも、親から引き継いだ資産の方が、大きいことが、歴史の常態だと考える人や階層にとっては、手や足を縛られる思いだったでしょう。
政治も経済も法律も情報、言葉、芸術すべて独占してきたのですから。
戦後復興は、まれな強制的権限委譲、自由の中で、人々が無手勝流に、生き、労働し、経済活動を行った奇跡だったということ。
非常時ということで、謙虚になり、試行錯誤を繰り返しながら民主的なやり方を探っていた富裕層が徐々にまた力をつけ、格差を広げ出すと、民主憲法は自縛する窮屈な罠でしかない。
おもしろいのは、日本の資産の40%を占めるのは10%の人でしかないのに、それにはるかに及ばない1桁も、2桁も違う年収の大多数の人たちが、パイの分割を迫るより、その権益を守りおこぼれに預かったほうが良いと考えること。
つまりは、強いリーダーに全てお任せし、教育も、情報も渡してしまうと、楽だということ。
しかし、現代はもう重厚長大な産業の機械のこまのような人間を作っても、全て機械やICチップで置き換えられるようになってきました。
自ら考え、創意工夫する人間を多数作らなければ、日本の産業の没落も近い。
多様性を認めあいながら、リーダーシップをとる。リーダーが時や、仕事の内容によって変化する。
あるいは、自らの提案を通す従来型のリーダーではなく、みんなの意見を聞いてまとめあげたり、誰かの提案を支え、生かすようなリーダーシップのあり方を試していかないと、これ以上格差が進むと、貧困の連鎖や、資産の固定化が進み、社会が動かなくなり、大変な時代がやってくるような気がします。
実家の黄梅、迎春花ともいうそうです。梅の仲間ではなくジャスミン科。
2月19日が中国のお正月。春節のお休みで中国から人がたくさん来てお買い物をしてくれたおかげで、大阪の百貨店がうるおったそうです。
持ちつ持たれつ。情けは人の為ならず。町内会だけの言葉ではありません。
今日は新崎国広さん(大教大准教授)の講演会「地域活動を支える担い手づくり」に行ってきました。
枚方市社協さんの主催で、校区福祉委員会活動者研修会の一環です。
校区福祉委員会というのは、地域の一般の人たちによるボランティア活動に支えられています。
「公助」政府や、役所による支援、専門職に夜支援。
「共助」「近助」地域の一般の人による支援
「自助」昔は自分や、家族、血縁の支えのみを言いましたが、今は住民同士のたすけあいもここに入ります。
孤立死、セルフネグレクト、児童虐待、いじめ、不登校、ひきこもり
私たちの住んでいる地域の周りでは、いろいろな問題がありますが、早期発見が大切だといいます。
本人からいきなり専門職につながることは難しく、こじらせてから、あるいは事件が起きてからやっとつながるということが多いそうです。
地域でできることは、早期発見と、専門職とのつなぎ役、それからその後の見守り。
挨拶をしたり、子どもたちに声をかけたり、顔の見える関係を地域の中で作っていれば、大事になる前につなげることができます。
また、「助け上手」だけではなく「助けられ上手」になってください。
遠慮、諦め、プライド、本人が助けが必要なことに気づいていない認知症などいろいろなことが原因で助けを呼べない人が多くいるそうです。
自分が助けてと声を挙げられるということは、他の人も助けてもらいやすくなるということ。
お互いに助け合う=互助ということを考えて欲しい。
どうぞ、助けられ上手になってくださいということでした。
先生の話を聴いていて、このところずっと心配だった中高生にできることを聞いてみました。
普段からの挨拶や、笑顔、さりげない見守りが大切。
「もしや」と思ったときは、関係機関につなぐ。
ということでした。
温かいちょっとおせっかいな地域を作りましょう。
今日は、枚方市の子育て支援室ファミリーポートひらかたで 高橋司先生によるパネルシアターの講習会。
午前中3組の受講生が演じて先生に指導していただきます。
その後先生の講習。
午後からは子どもとお母さんの前でパネルシアターをします。
3組のうちのひと組にどうですか?と、私たちの子育てサロンが声をかけていただき、S・Yさん、Y・Yさんが演じてくれます。
サロンでは基本誰でもなんでもやれるようにしていますが、二人が手を上げてくれました。
昨日も練習をして、さて今朝。
私が車を出し、S・Yさん、Oさん、Y・Yさん、Mさんと順番にひらってポートに到着。
すると、子育て支援室サプリムラノのグループが練習していました。ほかにはポートのスタッフもされます。
練習してもいいですか?と聞くと、Okということで、二人はギリギリまで練習しました。私たちは座って、あれこれ、気がついたことを二人に言っていると、先生が到着。
パネルの立て方もみんなでお手伝いしながら、見せていただきます。
70度で立てると見易い、パネルの下に黒い布をかけるのですが、イーゼルとパネルの間に布をかけた棒を挟むと隙間もなくなるし、重しになりいいということがわかりました。
三組が演じましたが、おはながわらった。シャボン玉であそぼう。
そして腹ぺこぽんちゃん。最後がわたしたち
二人共うまくなっていてびっくりです。
三組を終えての先生の講評では、パネルの枠を3ミリから4ミリが見易い。太書きのマジックの細い一辺を使えば調度いいそうです。
ペープサートの場合は、動物などが歩くときに動かしますが、パネルは動かさないで置いて、演者が横で動いたほうがいいということでした。
操作するのもなるべくパネルを隠さないようにすること、そのために下手にたつ時には右手を、上手にたつ時には左手を使うといいそうです。パネルの前にたたないように、机ギリギリの下手前にパネルをおき、机の横にたつようにすると、前にでなくて済みます。
どうしてもパネルの端の方に置くときには、置いてから、自分は必ず下手側に戻りそこで演じること。
次に先生が実際に演じてくださいました。
BINGOを歌いながら、みんなは拍手しながらしましたが、動物園でもいい。
どじょう、うさぎ、ぶた、鶴、園長さんを作ってパネルをめくりながら、手拍子。結構難しかった。
バナナの親子を使った早口言葉、バナナの他にいろいろなもので試します。ぶどうや、二十世紀・・・これ難しかった。オタマジャクシは?パパオタマジャクシと言いかけると、カエルです。
こぶたぬきつねこは、いろいろなポーズでやりますが、逆さまに置いて、たぶこ、ねつき・・・と逆さまに歌うことが、ハッとさせられました。
後半は蛍光の絵の具を使って書いたパネルに、部屋を暗くしてライトをあて、花火や、春夏秋冬の美しい景色。
最後に美空ひばりさんが歌う「一本の鉛筆」にのせたパネルシアター。これは、涙が出るほど感動しました。・・・前にも見たのに。
お昼を食べて、ポートでまとめて頼んでおいてくれた竹皮弁当。
おいしいんです。この小さな包は、デザートのわらびもちです。
午後からは、子どもたちの前でします。
やってくださいと頼まれていて、3組みんなやるのかと思ったら、うちだけ。
お昼ご飯の後も、二人は練習していて、やってみたら今度は先生が言われたところをちゃんと修正していて、午前中よりもずっと良くなっていました。
子どもたちもすごく集中して聞いてくれていました。
先生は、午前中に演じたものとは違うものをされました。
子どもたちが思ったより小さかったのでその年齢に合わされたのです。
こういうところが、経験。
私たちも、精進、精進。
フォーエバー モンテシスラが咲いていました。先日来の雨のおかげで暑さでぐったりしていた苗が回復したようです。
週末はI先生のマスタークラスを受講しました。
曲はタファネルのグランドファンタジー「魔弾の射手」。
音符の一つ一つを、正確に大切に演奏することが大切だということは、みなさんもわかっていることと思いますが、それでは、どう演奏したら、大切にするということなのか?という実践編で、よくわからなくなってきます。
分かっていないということも、わからない。
なぜなら、まず、どのような音がフルートの音なのか?音程、音色、音質という文字で表現された漠然としたものの中身は、実は細かく、細かく分かれています。
それを、まず聞きわける耳がなければ、吹くこともできないし、先生が何を言われているのかもわかりません。
I先生のレッスンは、言葉によるものは一部で、「こんなふうに。」と、必ず演奏されます。
一フレーズ、時には一音であったり、まずその音に対する集中。
聞きわけるためには、良い音とか、悪い音とかということではなく、具体的なこの音と、あの音の比較を重ねることです。この点とあの点の距離がわかり、次の点がどの位置にあり、また次の点という具合に、座標軸が埋まっていく。
先生の音を聞かせてもらえるのは、本当にありがたいです。
先生は、私がまだ持っていない角度の音の視点をもっていて、そのことが言葉にされ、音で出てくる。目の前に、途端に新しい世界が広がる。そんな感じです。
文字にはし難く、伝えられない。個別のレッスンを通じて伝えるしかない。結局はそのようなことをやっているのだと思います。