音楽の喜び フルートとともに

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I先生のマスタークラス

2015-03-30 21:58:21 | レクチャー、マスタークラス

水仙も終わりです。今日の陽気で倒れてしまいました。
今年も咲いてくれてありがとう。


土曜日はI先生のマスタークラスでした。
レガートの質をあげるために、息の使い方の他に、徹底して替え指の使い方を考えておられます。
高音のH。Hの時の正式な指使いは、右の小指をあげますが、AHが並んでいる時は、小指をおろしたままの方が、楽器がグラグラしないので、おろしたまま吹きます。

低音のCとEの右手の小指は上りの時はずらして移動したほうが、音のつながりがスムーズにおこなえます。

C,C#は、右の中指と薬指をおいていても、音はかわりません。それを利用してクロマティックを演奏するときなどは、CからDまで、置いたままで演奏します。そのほうが楽器が安定して持てるので、レガートがうまくいくのです。

実際に一音一音注意深く、私の音を聞いて、こんなふうにと吹いてくださるのです。
私がレガートと考えていたモノの質が、I先生のレガートと違うことがよくわかります。

吹いてくださる時の、集中の仕方もちがいます。
あまり多くは語られませんが、音楽に向き合う姿勢がそこから伺えます。

まだまだ、先生の足元にもおよびませんが、今回も私も音楽に立ち向かう勇気をもらうことができました。
練習への意欲に燃えています。


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