今晩は工藤重典マスタークラスでした。
ソーシャルディスタンス。


37 下降形は数えないで歌のように
186 装飾音は長めにしっかり

ソーシャルディスタンス。
久しぶりの生マスタークラスでした。
工藤先生はエコールノルマルで教えていらっしゃいますが、緊急事態宣言で「お正月状態。アメリカ、韓国、台湾ヨーロッパのコンサートが全て中止でした。」と始められました。
「みんな普段できないいろいろなことをしていました。作曲をしたり、研究して本を書いたり、CDを作ったり、庭に穴を掘ったり。」
「皆さんも大変だったと思いますが、少しずつ戻ってきて何か生まれたのか楽しみです。」
一曲目はエネスコのアンダンテ カンタービレでした。
ビブラートは静かな所では数を少なく、激しい所では多くしましょう。

⑥B♭は下がりやすいので音程に気を付けて。
un peu retenu
hesitantは少しためらうようにという意味ですが、ただゆっくりするだけでなく、心の動きが見えるように
息継ぎマークの後でもう一度スタートする感じ。
⑨はpで、繊細にという意味です。ビブラートは少なくしましょう。
⑩で歌います。⑬はdimをきかせてppからcrescここも心の動きが見えるところです。
⑮4拍目の前で息をとって次でたっぷりとcresc dimしましょう。
⑯の4拍目からEからHに向けて浅めのビブラート 息のスピードを上げましょう。
⑲3連譜は下の音はヴァイオリンの弓で擦るように
エネスコはヴァイオリンで作曲しました。
フルートではきれいな音になってしまいますが、
23 fで明るく
appuye は押すという意味。ただ押すだけでなく体重をかけて押す。
アゴーギグ=細かいルバート(テンポを盗む)で

37 下降形は数えないで歌のように
46 ppp dimしない、crescしても音が安定してある方が良い
60 16分音符から8分音符へフレーズと方向性をもって

186 装飾音は長めにしっかり
188 189はcresc無しで
190から193sfに向かって
sfはしっかり。
sfはしっかり。
198から199cresc
201 202 はdim
203 p In temp
205からpでスピードをあげる
エネスコはヴァイオリンで作曲し、ニュアンスは自分で書き込みました。
なので、それが伝わるように演奏しましょう。