友達から、「今日は送り火を炊く・・・」と言うメールが届きました。
そういえば、東京は 『お盆』 だったのですね。
すっかり忘れていました。
私の姉の連れ合いも、夫のお兄様も、そして、その友達のご主人も、今年は 『新盆』 でしたのに。。。。
『新盆』は、迎え火を道しるべにして、故人の御霊が、はじめて家に帰って来るのです。 本来なら、お仏壇に手を合わせに行くべきなのに、お盆と言うことさえ忘れていた自分のうっかりさに呆れています。
黄泉の世界から、迎え火で、愛する家族がいる我が家にたどり着いた御霊も、送り火で、また向こうの世界に戻らなければなりません。
友達の、「送り火を炊くことがせつない・・・」と言う言葉が胸に刺さりました。
でも、とても、共感しました。
たとえ、姿かたちは目にみえなくても、御霊がそばにいると思うだけで、残された者たちの気持ちは安らぐのだと思いますから。。。。
(写真は蓮です。せめて、気持ちだけでも・・・)