
ちょっとビックリしたことがあります。
業者にエアコンのクリーニングを依頼しました。
我が家は何かを依頼するとき、一度、業者を決めたらよほど不都合が無い限り、滅多に変えることはありません。
今回のエアコンクリーニング業者も、もう長い付き合いになります。
お互いに気心が知れていて良かったのですが、今回、親方は自分の後継者だという若い人を連れてきました。
その人に仕事を教え、早く一人前にしたい・・・と言うことのようです。
若い人は親方の指図通りに動き、ほぼ一人で作業を終えました。
無口な青年でしたが、一生懸命に作業をする姿には私も好感をもちました。
ところで、私がビックリしたのは、彼が雑巾を絞れなかったことです。
彼は、子供の頃から、雑巾はもちろん、何かを絞るようなことは生活の中になかった・・・というのです。
「えっ? だって、学校でお掃除をしたでしょ?」と私がいうと、「学校で掃除なんてしないし、してもモップを使うから」・・・と。
言われてみれば、昔と比べると現代は日常の中で『絞る』という行為は確かに減っている様な気がします。
と言うより、若い人の世界では皆無なのかも・・・?
雑巾や布巾やタオルは使い捨てのペーパーだし、洗濯物ですら自動脱水なのですから。
親方は「最近は、雑巾の絞り方から教えなくてはならない時代になった」と苦笑されていましたが、世の中、便利になりすぎたのかも知れませんね。
リンゴの皮をピーラーで剥くと言うのを聞いたこともありますし、包丁とまな板さえない家庭もあるそうですから(調理用に具材がカットされた物が売っているので必要ない?)、雑巾が絞れない事など驚くに値しないのでしょう。
でも、でも・・・。
科学やテクノロジーの進歩おかげで、現代の私達は便利で快適な生活を送ることが出来ていますが、自分の頭で考えることをしないで、自分の身体を使うことをしないで、何でもAI任せだと、どんどん人間の機能が退化していくような気がするのですが・・・。
そんなことを考えていたら、ふと、我が家の息子達は、はたして雑巾が絞れるだろうか・・・と気になってきました。
今度、確認をしてみようと思います。 (@_@)
我家の息子(27歳)も絞れませんでした。中学校くらいの時に気づいてボトボトでびっくりしました苦笑。
新聞や本を紐でくくらせるとバレけました。
今はどうしているんでしょうね笑
ですが、彼らZ世代は便利なようで何をするにも調べることに時間を取られることが多く、決してラクをしている訳ではないと思うのです。
理解出来ない難しいことも多くなりました(新幹線等の切符の手配やキャンセル。突然起こる通信障害や機器の故障)。
とりあえず私も頼れる人は近くにいないので自己解決しなければなりません。
あらゆることに時間が(調べることに)かかるようになりました。
雑巾も齢と共に絞れなくなるようで、ウエットティッシュを使われているご婦人もいらっしゃいます(^^)
それもまた便利で良い時代だなと思うようになりました(人に頼らず自分で掃除が出来るので)(^^)
こんにちは。
私も、もちろん、便利な世の中を享受しています。 (*^_^*)
でも、便利すぎる世の中も怖いと思うのです。
例えば災害などで、すべてのシステムがダウンしたときとか・・・。
まあ、悪いことは考えないようにしましょう。 (*^_^*)
なんとも笑えないお話でしたね。
話はそれますが、孫たち3人が幼稚園時代の時代のころ、
先生がいわれるに、子供たちは雑巾に手の大きさのドーナツみたいに大きな穴がふたつ開くほどに、雑巾もってお掃除してくれます。(ちなみにこどもたちが絞っているかどうかわかりませんが)
先生いわく、「お母様方に、雑巾の寄付をお願いいたします」と。お婆さんのわたしは、それから3年の間せっせと古いタオルで雑巾を縫って園にとどけよろこばれました。ざっと100枚は越えたとおもいます。4人目の孫がもう24才になりましたから古い古いお話でした。 杏子
こんばんは。
杏子さんのブログにはお孫さんのお話が良く出てきますよね。
読ませて頂く度に、心がほっこりとしますし、杏子さんのお人柄も伝わって来ます。
年の瀬も近づいて、冷え込みも厳しくなってきました。
どうぞ、お風邪など召しませんように!
コメントを頂いて嬉しかったです。 (*^_^*)
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