つれづれなるままに・・

個性

お茶の着物には、結構、約束事が多いのですが、普段のお稽古の時には、皆さん、それなりに個性を発揮されていて・・。

昨日は、若いお嬢さんが、単衣の着物を二枚重ねて着てきました。

「私、袷の着物を持っていないんです。でも、単衣だと寒いから、二枚着てきました・・」
なあ~んて、ご本人はあっけらかんと笑っていましたが、その自由な発想に驚きました。

そして、「そうか、寒かったら二枚着ればよいのか・・」と、妙に納得した私です。

でも、本当は、人と同じことはしたくない・・と言う、彼女の個性だったのかもとも思います。
だって、黒地の着物の下に着た、赤地の着物が、彼女の動くたびにチラチラと見えて、それは、なんともなまめかしい、個性的な雰囲気でしたから・・。(^・^)
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