今日も気温が20度を超え、汗ばむほどの陽気になりました。
咲き始めた桜も、この温かさに誘われて、満開になる日も近いことでしょう。
公園では、家族連れなどの少人数のグループが、シートを敷いてお弁当を広げている姿も見受けられました。
コロナ騒動さえなければ、本当に、のどかで、微笑ましい光景なのですが。。。。
とうとう、アメリカの国務省は、危険度を最上級のレベル4にまで引き上げ、全世界への渡航禁止令を出し、留学生達には強制帰国措置をとることになりました。
これにより、現在、日本に滞在している留学生達は25日までに出国をして、本国に帰らなければなりません。
我が家にホームスティをしているフランチェスカも、当事者の一人です。
彼女は、大学の春休みを利用して九州方面を旅行中でしたが、予定を全てキャンセルして、急遽、東京に戻って来ました。
日本の大学が授業を再開したとしても、再来日は認められませんので、留学生は全ての荷物をまとめて船便で送ったり、携帯電話や銀行口座を解約したり、あるいは市役所で在留外国人の登録を抹消したり等々の様々な手続きが必要です。
時間が区切られていますので、感傷にふける間もありません。
バタバタと慌ただしく帰国準備をするフランチェスカを手伝いながら、私は、改めて、『コロナウィルス』の恐ろしさを感じています。
世界の国々が、これほどまでの措置をとらなければならないのですから。。。。。
この頃、『コロナ』という言葉にも慣れっこになってしまい、以前ほどの深刻さもなくなってきたように感じていましたが、再び、気を引き締め直して、毎日を過ごしたいと思います。
はやく、はやく、この事態が収束して、平和な日常が戻りますように。。。。