アンプ並びにAZ6801は現在受け付け対象外です。
今回も石川のK氏よりPHILIPS AZ6801に続き、ソノグラフ社のSC22と言うプリアンプのオーバーホール依頼です。
このプリアンプも日本に何十台あるかと言う製品のようですね。
天板を取ると内部はスッキリとした部品配置と質の良さそうな部品が眼に入ります。
入力セレクトSWの調子が悪いと言っていたのでSWを分解してみると接点が結構酸化して黒ずんでいました。
電解コンデンサの交換や半田の状態の確認等行ったところ、半田は全て手半田を行っている様で問題になる様な所はありませんでした。
今まで100台近くオーディオ製品を修理していますが半田クラックがなかったのはこのSC22だけです。
せっかく分解したので整流ダイオードをファーストリカバリーに交換しグレードUPです。
劣化する部品は電解コンデンサ2個だけで設計者・会社の製品に対する姿勢の良さに関心します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます