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ケンウッドDP-1100SG記事への検索訪問から考える(再掲載3)

2023年09月23日 | 音を聴く耳

ケンウッドDP-1100SGのQ&A記事に

まいど、訪問が来る。

なんでやねん?

と、やっと思った。

で、ケンウッドDP-1100SGで検索(グーグルね)

一応、トップページに代理の記事があがっていたが・・・

そんなきっかけを探っているのではない。

ケンウッドDP-1100SGの中身をみても、

それは、判断できない(代理が判らないという意味もあるが

実際の音が(中身を理解できたとして)中身通りでない場合もある)

で、評価・インプレをさがそうと考えた。

そこで、

オーディオ解体新書>KENWOOD DP-1100SG

と、いうところに飛び込んだ。

丁寧に中のことも解説してくださっているので、

解体新書と名乗るだけのことはあると、感心する。

で、読んでいくと、

下方に長岡氏の評論をいくつか、抜粋してあった。

ふ~~む。

先日も、もう、その機器が出た頃の評価は、「今」に、当てはまらなくなっている。と、

書いたところであるが・・・

実際、どういう風に、書かれているか、

性能分析はどっちゃでもよろしい。

(すでに、性能も、メーカー由来のままでは、ダメだ。(極論だが)と

書いているので、この部分も当てはまらないところがあるので、斜め読み)

そして、長岡氏の「耳」にあたる部分。

これを読んで、「?」となってしまった。

*******以下、部分抜粋*****

★18万円クラスと比較すると超低音のゆとりとか厚みで差がつくが、中高音の透明、鮮明、繊細な表現は負けていない。

★今回(製造後5年経過した中古機)のヒアリングでは、やや高音よりのバランスに聴こえた。重低音・超低音がちょっと軽く、柔らかくなる。

★10年間CDを聴いてきて、着実に音は進歩している。ついにADに追いつき、追い越せたと思ったことも何度かある。そんなときに何気なくADを取り出して聴いてみるとハッとする。やっぱりADの方が音が良い。いつになったら本当にADを追い越すことが出来るのだろうか?

**********

超低音って、なに?

重低音って、なに?

実際代理も低域についてはよく書く。

そして、多く、中域を低域だと思い込んでいる人の多いことに気が付く。

それもそのはずで、

低域は、ものすごく、靜で

全域の音の1音。

その1音の中の成分は和音のように

ドミソとかんがえてもらうと判りやすい。

例えば、ドが低域 ミが中域 ソが高域

と、いうふうに、それぞれの域の成分が入っている。

ところが、低域は静かでほぼ判らない。

が、毎度いうように、低域のすそ野が広いと他の音域が

支えられ、ピラミッドで考えれば傾斜角度がおなじなら、

裾野(土台)が大きければ、高いピラミッドができる。

つまり、中高域が冴える。

 

と、いうことを考えると

超低音とか、重低音とか、

音、単体でとらえることは、むつかしい。

で、なにで判るかというと、

空気感とか、時に振動。

唸って聴こえるようなものは、

少なくとも超低音ではない。

まだしも、

超低域というのなら判るが・・・。

でも、超低域でなく、低域なんだけどね。

代理の経験で言うと、

音の波は各帯域にある。

ベッドの上にすわり、音楽を聴いていたとき

高域の曲調のときは

ベッドの上の方にある窓ガラスがびりびりと揺れた。

中域の曲調のときは

ベッド自体が振動した。

低域の曲調のときは

ベッドの下が振動していた。

音の波が付随しているかが、重要で、

それを体感できたのは、

よほど、条件が的確だったのだと思う。

ところが、通常は

中高域の波は体感しにくい。

低域は時に、振動を伴うので

その振動が走っているあたりに手をかざすことができる。

(このあたり、すごいねえ・・みたいに)

これをもってしても、超低音とか重低音とか、捉えたことがない。

それが、軽いとか厚いとかと捉えられるということは

よほど耳がよいか(ドミソでたとえるところのドをききわけたとするのなら)

中域の低いほうを、低音と捉えてしまっている、と、思わぬでもない。

さて、どうなのだろうと、思っていたら

最後で、どんでん返し。

*やっぱりADの方が音が良い。いつになったら本当にADを追い越すことが出来るのだろうか?**

ADがわからない。アナログ・デバイス?

代理は、レコードプレーヤーを、APと書く。(アナログ・プレーヤー)

おそらく、文章の内容から、レコードのことをいうと暫定的に判断することにして。

この1文で、全部、ひっくり返ってしまった。

なんだ、レコードに勝てないCDPに対して、

超低音だの重低音だのと、宣わっていたのね。

 

こりゃあ、音のレベル、ボーダーラインが

低い。

いや、最初に書いた通り。

******

先日も、もう、その機器が出た頃の評価は当てはまらなくなっている。と、

書いたところであるが・・・

実際、どういう風に、書かれているか、

性能分析はどっちゃでもよろしい。

(すでに、性能も、メーカー由来のままでは、ダメだ。(極論だが)と

書いているので、この部分も当てはまらないところがあるので、斜め読み)

*******

すでに、当てはまらないのである。

当方は、WADIA6LTD(改)Blueが基準機である。

これは、レコードなどなんのその

FMもなんのその。

そんなレベルではない。

つまり、長岡氏の言葉を借りれば

Q:いつになったら本当にADを追い越すことが出来るのだろうか?

A:とっくに、追い越してますが、生きていらっしゃるときには

  間に合いませんでした。

と、いうことになる。

追記アンサーをいれるなら、

追い越しているなどという次元ではないのだがwww

と、いう一言かな。

 

でも、ある意味、レコード以下のCDPで

まともに超低音や重低音を聞き分けることができていたのなら

かなり、優れた耳をもっていたといえる。

 

とは、いえ、

先にかいたように

ケンウッドDP-1100SG

そのままでは、レコードに勝てない音どころか

半田もコンデンサもくたびれまくっている。

OHで新品以上の音に戻すことはできるが

古い性能であることにより、

伸びしろがどこまであるか?

結局、つぎ込んでも、レコード以上の音にならない素姓である、可能性は大きい。

レコードをこせないだろうに

(仮想)金額20万(ピックアップ・修理・OH・Blue化流用音質改善他)を

かけても、かまわない?

 

耳の良すぎる人の評価は

それを鵜呑みにする人に対して、

あるいは、

残酷な逆エージング耳をつくる手伝いをしてしまったのかもしれない。

 


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