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860のレンジ、SPで、音の出方が見える。1(再掲載5)-最初の860-

2023年10月07日 | 最初の860

代理の「思うところ」・・・SPの音の出方への疑問(再掲載2)

を、あげたので、

2回目の再掲載をかきつけてます。

 

 

ここで、

あと、スピーカーの前面で音が出ている。

ややこしい、言い方だが、6LTDは、

どういうわけか、スピーカーの後ろまで唸る。

スピーカーの能力の問題ではないと思う。

ただ、代理が思うに、

この後ろまで響くということで、微妙な位相をつくっている。

ほんのわずかな時間差で、スピーカー内の音のこもり方がちがうため、

うしろにまで、響くのではないかと考えている。

この作用は簡単にいうと4スピーカーできいているのに等しいのではないだろうか?

前面にしかでないということは、空間的には2次元的といっていい。

関数グラフでいうとY軸X軸のプラス位置だけということになる。

後ろまで唸るというのは、プラスだけでなくマイナス位置の数値が出る。

これが、立体感をうむのか?

もしくは、厚みとなってくるのだろうか?

この不思議な状況の原因は解明できていないし、

仮説で物をいっているが・・・・

 

と、かいているが、

今回、860LTD- blueが、いまひとつ

こじんまりした音になっている。

いろいろと、対策を試行してみたが、

ここの原因が判らない。

なにかしら、部品に不具合が出ているのか?

それとも、860全般がそうなのか?

エージング不足なのか?

買いあたりか?

blue化で音はやはり、よくなっているが、

なにか、ピンと来ない。

 

と、言う状況で、この時も、

前面できいていると、

判らないのだけど、

SPの斜め後ろで、きいてみると、

左右SPの真ん中のすぐ近くだけで、鳴っていると判る。

▲    ▲(SP)

   □  (音)

と、いう感じ。

通常は

    ▲    ▲  (SP)

   /       \  (音)

という感じで、レンジの広がりがでているとわかる。

前で聴くと、それでも、音自体の進行方向があるため

広がっているように錯覚する。

後ろで聴くと

俯瞰できるのだろう。

眺めまわせるというか。

 

そんな音の見取り図など、どうでもいいのだww

問題は、やはり、なぜ、そんな風に

こじんまりとしてしまうか。

一瞬思い至ったのは

PCM1704換装だった。

オーナー様がオールドストック(中古新品)を入手されていて

これが、やはり、保管・扱いが悪かったのだろう。

有りえない破裂他、不具合がいくつかでていた。

そして、当方も保管の問題などもあり

お勧めできないとお断りしたものの

1セット、I氏から、購入していたものがあったので

1704K(セレクト品)であったため

のせてみたいと請われ、了承の上で、

換装したが、これも、壊れた。

おまけに、オペアンプまでこわしてくれて。

むろん、当方で別途、選別購入した物に交換し

オペアンプも交換した。

 

そうなると1704Kがこわれかけているか、

品質が安定してないためか?

と、思ったのだが、

よく、かんがえてみれば、

OH前、素の状態の時からそうだった。

WADIA860 を聴いて・・・(再掲載)

と、なると

1704Kのせいではない。

 

続いて、

WADIA860 を聴いて・・・ 2(再掲載) から。

ー先に書いたことを考えると

なんとなく、レンジの広さがたりない・・・みたいなところ?

そこは、やはり、古い基盤のせい(850を新しく開発したという意味合いで860が古いタイプ)で

ここから、改良を加えているところが当然あって

高橋いわく

まあ、回路設計者の目線だけど

「基盤がすっきりしていない。まだ、どこに何を置こうか迷いながら作ったという感じがする」

と、いうのであれば、先々に改良していって

860自体も後期型とかある可能性あり?

 (のちに、860系基板に前期型・後期型とおもわしきものがあると発見)

この時にきがついていた、

「基盤がすっきりしていない。まだ、どこに何を置こうか迷いながら作ったという感じがする」

と、いうのが、はっきりしてきたのが、

WADIA15の基盤で

アートワークの違いと言う事に着目していったら、

850と860は姉妹機でも兄弟機でもない。

WADIA一族であるということは確かだが。

 

アートワークのパターンを考えると

16と860

21と850

(他、6も9も同じ21・850アートワーカーの手の物と思える)

15は高橋がブログで

各基板は整然とした部品配置に見えますが、この後Blue化するにあたり回路のパターンを追いかけると、パターンがクロスする部品配置であったり、パターンミスが何ケ所も見られ、見た目とは違いかなり程度の低いアートワークにはがっかりです。

と、書いているように

また、別の処?あるいは、16・860辺りのアートワーカーが

DACになったら、迷いまくったか?

 

これが、事実なら、860でも、なにかアートワークで問題があったか?

レンジの狭さを解決することができず

861でスィフト・カレントに変更するしかなかったか?

が、スィフト・カレントもいまいちな音で

なにか、こもったようなぼやけた音がするとオーナー様が

音質改善まで依頼してくださったのですが、

スィフト・カレントの能力が低く、懸案部分は

なんとか、すっきりした音にはできたという感じですね。

RIMG1247.jpg
素の音は一言で表せばWADIAらしくない音で、中低音が妙に膨らんで分離出来ていない音と成っています。
今回の音質改善でLTD-Blueに使った改善も実施してみましたが狙った音にすることは出来ませんでした。殆ど同じ基板構成のWADIA860はLTD化で十分聴き応えがある音に成った事より判断すると、回路の違いはスイフトカレントの有無なので此処がネックに成っていると思われます。
どうもセールスポイントのスイフトカレントSC1はオペアンプより性能が劣る様に見えますね。

 

代理では860と861の基盤構成やら

アートワークまで判りませんが

かつ、1台しか見てないものをくらべるのもどうかと思うのですが

860で抱えていた問題点をそのまま、継承したという感じにも見えます。

 

どなたか、860の音について、評価をくださると・・

と、いう思いもわいてくるのですが

例えば、SPの後ろにまわらないと気が付かないレンジの範囲とか、

そこそこ、素直なトラアンプ・SPでないと見えない。

などがあり、気が付いていらっしゃらないとも思えました。

ネットの中で

860はさっさと手放したという書き込みもみつけたのですが、

なにかしら、

不満のある音だったのではないか?と思えます。

満足していたら、よほどの事情が無い限り手放さないだろうし・・

 

解決策=原因特定については、

もう少し、ほかの機器をやっていくことで

ヒントもみつかるのではないかと思っています。

 

2021年4月17日 追記

結局、基盤がおかしいと判り、

オーナー様 何処からか基盤を入手してきました。

確か、2種類あって、

もともとの860の基盤を載せたところ、

これは、ダメ。

なので、もう一つのほうを載せたところ、

ましには、なったのですが・・・

やはり、いまいちはぬぐえない。

その基盤を16のほうにつけてみたら・・・

かなり良い!!

と、いうことは・・・

860のデジマスターとか?が、いまいちの音しか出せていない。

確か、WADIA25のほうも、860基盤と16基板(両者、丸々、同じではないが)

16基板のほうが、抜きんでた音になった。(LTD-Blue(+)=PCM1704換装)

基板も今、ひとつ。

(おそらく)アートワークの不味さとデジマスターとの相性(マッチング)が悪さしているのだろう。

WADIA6LTD(改)Blueを超そうともくろんだところがあっただろうに

かえって、不味さを露呈させてしまったところがあった。

では、16基板の25とか、16自体ならどうかというと

(無論、LTDーBlue(+)まで、持って行った場合)

25Blueは、もう一歩、6LB(改)に追いつかない。

かなり、精悍で、音のとらえ方は正確無比で、このDACに叶うものはいないと思う。

ただ、臨場感とか空気感とか「感」という、世界表現で、6LBにおいつけないが

非常に6LBに似ている。

むろん、6LBの世界は、他が追従できないので、

25Blueがどれほど優れているかわかるのだが・・・・

で、それなら、16基盤の16ならば・・6LBを超せるかと思うのだけど・・

これが、音が荒い(雑というか・・・甘いというか)

解析・解像が弱いのか(PCM1704をもってしても・・逆に1704だからこそ本体機器の音の荒さまで解像してしまうのか?)

臨場感・空気感・距離感・陰影・・などなど

どうにも、6LBに追いつけない。

低域の充実が薄いせいか・・

(ここで、注意していただきたいのは、低域と中域を誤認されていると

16の音を低域がすごいと思いがち)

中高域の冴えが低域に支えられていないとわかるし

逆に、中高域から見ると、低域の拡充が薄く荒さが見える。

Bluenoteさんが、6SBについて、

21と比べて迫力がない・・と最初は思ったらしいが

聴いていくと、6のほうが、デイテールが繊細かつ緻密とわかったとおっしゃっていた。

迫力(あるいは、インパクト)があると

そこだけに耳を持っていかれ

デイテールの細やかさ=いろんな音がでていてそれが、音世界を充実させている。

と、いうことに気が付けなくなる。

16もいわば、そっちの雑な音により

(御幣がある。太い音(繊細でない音)は、)逆に、インパクトがある音に聴こえる。

繊細で緻密な音が構築される6LB(6SB)は、あえて、PCM1704を換装しない。

24ビット対応のPCM1704をもってしても、追いつけない音世界が出てくる。

してみると、6や9についているDAC/Cがカギを握っているのか?

と、思うのだが

9blueより、6LBのほうが、緻密で距離感、実在感を構築することを思うと

DAC/Cがカギを握っているわけではない。

しいて言えば

6だけに特徴的に見られる「かまぼこ型」の音造りが

功を奏しているのかもしれない。

のちに、860はLTD-Blue(+)の推奨枠から外している。

(無論、LBにすれば、よくなります。

が、先に書いた基板の違いがあり

どちらの基盤が載っているか判らない為

候補から外しています)

 


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