ろりぽっぷブログ

園での出来事をご紹介していきます。

みんなでバトンをつなぐ…

2019年09月25日 | 園だより

10月にチャレンジフェスティバルがあります!!

年長の子どもたちは毎日身体を動かし、「リレーしよう」「走る特訓しよう」と園庭を走りまわる姿が見られています。

その中で、かいおうせい組のリレーの姿をお知らせします


はじめてクラスみんなでリレーをした日の事……

はじめてのリレーでワクワクする子どもたちと少し不安げな子どもたちの様子がありました。そんな中、Hちゃんにバトンが回ってきたとき、ドキドキする気持ちから俯き、立ち止まる姿がありました。

すると、そのHちゃんの姿を見たUちゃんがそばへ行き「Hちゃんがんばって」「Hちゃんだいじょうぶ」と声を掛け手を添える姿がありました。

Hちゃんは俯きながら沢山考えました。本当は走りたい気持ちがあるけれど、ドキドキする…と何分もその場で葛藤しました。

子どもたちもゴールしないといけない思いから「どうしよう」「てんのうせい組がゴールする」と焦りましたが、Kちゃんがみんなに「運動会ではみんなで走るんだからHちゃんを待とう」と話しました。その言葉を聞いた子どもたちは次の人にバトンを進めるのではなくHちゃんのことを待ちました。

Hちゃんは沢山考えた結果、今日は走らないと決めました。

 

クラスに戻って話し合いを行うとHくんが「今日が本番じゃないから10月までみんなで頑張ろう」やMちゃんが「みんなで心を合わせないとだね」と言う姿がありました。

子どもたち同士で励まし合い、どのようにしたら、みんなでバトンを繋ぐことができるのか考えました。Hちゃんが頑張れるようにとクラスみんなで4つのポイントを話し合いました。


次の日、そのポイントを確認してリレーを行ってみると……


「ちょっとドキドキしたけどできた」「もう一回走りたくなるくらい楽しい」というHちゃんでした

Hちゃんが繋いだバトンをみんなで繋ごうと友だちも必死に頑張りました。

この日、全員でバトンを繋ぐことができると

「やったー!!」「Hちゃん笑ってたね」「嬉しい!!」と喜ぶ子どもたちでした

 


リレーでは、“一人が頑張っていてもできないこと”“みんなで頑張る気持ちを合わせないといけないこと”を感じた子どもたちでした。

今後の年長組のリレー、どのような物語がつくられていくのでしょうか…

 

 

チャレンジフェスティバルがんばるぞーー

 

かいおうせい組担任 川島