ろりぽっぷブログ

園での出来事をご紹介していきます。

みんなの考えを積み重ねて

2011年06月11日 | 園だより

昨日、年長組でどうやって

 

戸外で火をつけるのか?

 

どうやって

 

ご飯を炊くのかをみんなで話し合いながら進めていきました。

 

みんなで話し合いながら、どうにか園庭で火を燃やすことができました。

 

そしてそこから

 

 

 

どうやって、ご飯を炊くのかを考えました。

 

 

使う容器は昨日みんなで話し合った

空き缶とはんごう

 

火を使って・・・

 

は解っているけど・・・

 

 

 

 

なかなかその方法が出てきません。

 

 

そんなとき

 

一つ思いついたのか

昨年の年長さんの担任がいたので聞いてみました。

 

 

「去年はどうやって、ご飯を炊いたの?」

 

「平たく火の横に高くブロックを積んで、その上に網をおいたんだよ」

 

 

なんとなく方向性が見えてきた子どもたち

 

 

ブロック?

 

まだイメージが付かないようす。

 

 

でも、

 

 

 

大きい網

 

 

 

見たことある

 

 

 

と、倉庫に走り

 

 

 

 

見つけた

 

 

バーベキューでよく使っている大き目の網

 

 

 

よし、コレを使おう

 

 

次は、ブロック

 

 

でも目の前にブロックが積みあがっている場所が目の前でも

 

 

イメージがついてないからか

 

 

素通り・・・

 

 

 

そして、

 

 

 

太い木材を見つけて

 

 

「これがいいんじゃない」

 

「うん、おおきいからいいよね」

 

と、見つけた木材を火の近くまで運び

 

 

担任が、セットし

 

 

木の台が完成

 

 

「これで、だいじょうぶか様子みてみようか」

 

 

と、じっくりみんなで見ていると

 

 

 

 

 

 

 

大変

 

 

「木が燃えてきた」

 

 

「先生、火を消して」

 

「火事になっちゃう」と、

 

木材の台を断念

 

 

また、どんなのにしようか悩みます。

 

 

 

すると、そういえばと

 

 

 

 

園庭の隅にあったU自字溝を見つけて

 

 

 

「あれ使って、去年の年長さんやいてた」

 

「そうだよあれだよあれだよ」

 

「見たことある」

 

 

と次の方法が見つかり大喜び

 

 

そのU字溝を使い、台がようやく完成

 

 

その後は、みんなで、

 

 

吹き出ててくる、水を観察したり

 

缶や飯ごうをおく場所を考えたり

 

木を入れたり減らしたり、水を掛けたりして

 

火の大きさを調節しながら

 

 

ようやく炊き上がった

 

 

お米でした

 

 

その他にも

 

米の研ぐ方法を考えたり

 

缶と飯ごうの中の水の量を考えたりと

 

 

みんなで力を合わせて作った白いご飯は・・・

 

 

「甘いね」

 

「ふっくらしてぷにぷにするね」

 

「やわらかくておいしい」

 

と、大満足の子どもたちでした。

 

今後も色々な体験を積み重ねていきながら

 

お泊り会に期待が持てるように楽しんで生きたいです。

 

【太陽館 高橋 昌光】