節分の日、鬼は給食室脇の裏口からやって来て 裏口から帰って行きました。
給食室脇の部屋に居た私に声をかけに来たげんげつのお友だちが突然
「あっ~あれどうしたの?」
置いてあった金棒を見つけました。
「鬼さんあわてて帰ったから忘れたんじゃないのかな?取りに戻ってくるかもね」
そう言った途端「ぎゃ~」お部屋へ一目散。
少ししてから恐るおそるやってきた子どもたち
「鬼さん忘れていったのどうするの?」
「どううしたらいいのかな?」
「先生届けたら?」
「先生も鬼こわいし・・・」
「わかった!!だったら郵便で遅ればいいよ」
「郵便屋さんにお願いすれば大丈夫かな?」
「そうすればいいよ」
「じゃあお願いしてみるね」
まだまだ鬼の存在を信じていて、金棒を返してあげようと思うやさしい子どもたちとの
会話を楽しんでいました。