ある朝の出来事

時に子どもたちは大人の予想をはるかに超える行動や言動でわたしたちを楽しませてくれます

朝まだ子どもたちの人数もまばらな時間帯にげんげつ組のＫちゃんとＨくんがふたりで給食室にやってきて、
なにやら声をかけてきました。

どうやら、「すみませ～ん。今日の人数は～…。すみませ～ん。」と言っているのです。

最初のうちはよくわからなかったので「な～に」とたずねると、

おままごと用のエプロンをして、絵本を小脇にかかえたふたりは、
「今日のお給食ですが、まだみんな来てないので要りませ～ん。」

と真剣な顔で言うのです。

「えっ、要らないの」と言いながら、よくよく考えてみると、

どうやら毎朝給食を食べる人数を報告にきてくれる先生の真似をしていることに気づきました。

ふたりがあまりに真剣な表情で話すので、こちらも笑いをこらえながら受け答えするのにひっしでした。

子どもたちって、いろんなことを見てないようで見てるんですね

何気ない子どもたちの会話に、驚きや楽しみを感じながら癒される毎日です