雪は溶けたことだしYB号でも乗ってあげようと引っ張り
出して各部を点検する。
タイヤの空気圧をチェックしたら、リアタイヤの空気圧が
やけに減っていたよ。
じっくり観察したら異物が刺さっていた。
何かの金属片みたいだ。
ペンチでほじって抜いてみた。
予想外に短くて貫通していない様子。
さらに観察を進めると大物が登場した。w
これだ!
パンクの原因はこれに違いない。
ペンチで引っ張り出してみる。
これは完全に貫通する長さだ。
さらに引っ張る。
え?
予想外に長いぞ。w
そろそろ抜けるだろう・・・
おいおい、まだかよ!?
やっと抜けた長さはこれ。
「すごく・・・長いです・・・」
これは建築などで使う結束用番線の切れ端だと思う。
どこで拾ったのかな?w
とにかく穴を塞がないとならないが、幸いにも我がYB号の
リアタイヤはYBR125用の18インチ・チューブレスホイールだ
から、パンク修理はかんたんである。
軽四号に積んでいるパンク修理セットを使おう。
こんな機会に使ってあげないと、いつの間にかゴムのりが
劣化や蒸発をして使い物にならなくなる。
リーマーにゴムのりをたっぷり塗ってから穴に差し込ん
でグリグリと穴を整える。
これを数回繰り返してゴムのりの化学反応を促す。
次はインサーターにビーフジャーキーみたいなゴム栓
を真ん中まで通す。
そしてゴムのりを中心周辺にタップリと塗る。
タップリが成功の秘訣なのだ。
整えた穴にブスリと差し込む。
結構力が必要な作業だけど、女性でもできる。
写真の程度まで差し込んだら一旦止める。
今度はゆっくりと真っ直ぐ引き抜く。
真っ直ぐがコツなのだ。
インサーターの先が広がってゴム栓を避けて抜けてくる
構造である。
これを考えた人、頭いい~。w
飛び出たゴム栓を切り取る。
2~3mm飛び出して切ると作業指定されている。
走行で押し付けながら摩擦熱でゴムのりの加硫反応を促す
目的があるらしい。
残ったゴムのりのチューブは捨てる。
1回開けたゴムのりの蓋は気密漏れして、何ヶ月か経つと
乾いてしまうのだ。
パンク修理セットにあったゴム栓の最後の1本を使って
しまったので補充しなければならない。
輸入工具屋のアストロプロダクツに寄ったついでに買うか
道具箱の中に在庫があるか確認しよう。
ゴムのりは自転車用でもかなわない。
成分が同じだから無駄に大きなゴムのりチューブを買わず
に100均ショップの2本入りで足りるのだ。
仕上げは空気補充。
自転車用手押しポンプの改造品で75回ポンピングして、
約220 kPaまで空気を補充して完了。
ここまで作業は実質約15分。
これだからチューブレス仕様はやめられない。
以上、3年ぶりのパンク修理でした。