なんとなく思いついた事を朝から実行してみたよ。
3年前からYB号に流用しているゼファー750用のクラッチ
ケーブル「54011-1309」を加工してみたのだ。
使い始めた当時は少し工夫が必要だったけど、品質の良い
ケーブルだからなのか、初期伸びが発生せずに遊び幅が
自分の好みに合わないでいた。
当時に記事のリンク→クラッチケーブルの代替品を発見!
YB125SPの他にYBR125やYX125にも使える。
こんな感じでアウターの長さを短くする構想をした。
輪切りにしてから縦割りして取り外す予定。
手持ちのパイプカッターの出番。
金ノコで切るよりは安全で早いはずだ。
切断距離は8mmに決定。
結果的に8~10mm程度で問題は起きなけれど、装着した
感じだと切断は10mmの方が良いと思う。
パイプの肉厚は意外と厚かったよ。
硬い材料だしインナーワイヤーを傷つけたくないので、
時間をかけて少しずつ切り進めた。
無事に切断成功。
保護用のインナーチューブが残ってるけれど、これは
そのまま残しておく。
問題はどうやって縦割りをするか?
さんざん考えた結果、万力に挟んでからグラインダーで
削る事にしたよ。
万力に挟んでみる。
インナーワイヤーはテープで固定。
これで上手く行きそうだ。
ディスクグラインダーで削り込む。
インナーワイヤーにキズを付けないように時間をかけて
慎重に削り込む。
薄皮一枚まで追い込んだ。
リューターで溝を切っても良いだろうけれど、貫通した
途端にインナーワイヤーに接触する恐れがあるから、他の
方法を思いつく。
ニッパーで切る。
薄皮なので成功したよ。
分離に成功した!
これで念願だった長さのつじつまが合う。
地肌が露出したので防錆処理。
黒いタッチアップペイントを塗っておいた。
装着してみた。
これでアジャスターのロックナットが使えるようになっ
た。
エンジン側にも余裕ができた。
広範囲な遊び調整が可能になったのが嬉しい。
参考リンク→クラッチワイヤー調整
他の人でゼファー750用純正クラッチケーブルをそのまま
工夫なしでポン付けできた例があるから、この加工をする
必要があるかは不明。
車体の個体差もあるので、実際に装着試験してから追加工を
するか否かを決めれば良い。
ゼファー750用を使いだして早3年を迎えて、まだまだ切れる
気配が無い。
今回の加工で自分好みの遊び幅に調整できて大満足だよ。
今日の暇つぶしにもってこいの加工であった。