いやでも走ればいずれは減るブレーキパッドやブレーキシュー。
タオバオの輸入代行業者経由で入手しておいたフロントブレーキパッドの買い置きの出番だ。
交換ついでにブレーキキャリパの掃除をしよう。
俺はブレーキクリーナーなどという溶剤をバシャバシャかける趣味はないんだ。
だって汚れの垂れた液がそこらに撒き散るし、なにより溶け出た汚れがクリーナーの揮発後にうっすらと
残るのが気もちわるい。それらをウエスで拭く手間もめんどくさい。
家庭用洗剤としは最強の部類と思う洗濯洗剤をお湯で溶かして濃いめの洗浄液を作り、それをブラシで
キャリパごと洗うとあら不思議、本当にきれいに汚れが落ちる。水ですすいでおしまい。
用意したのは中国製、謎の青パッドだ。
これ、印刷してある型番を検索で追うとギリシャのバイク用品メーカーにたどり着くんだけど、
本物かどうかは仏のみ知る。
未使用の純正パッドと比べてみたけれど、バックプレートの精度や寸法は一致してポン付けは大丈夫。
パッドの厚みが純正よりも1mm厚く、消耗期間の点では有利だろうけど減りが早ければ相殺かな。
ついでにブレーキフルードも交換。
納車から一度も換えていないフルードはコーヒー色に変色してて、丁度いい機会だな。
下抜きでブレーキレバーニギニギすると、なんかゴミが混ざって出てきた。w
交換用フルードはヤマハ純正のブレーキフルードBF-4・100mLボトルで、この量で十分交換可能だ。
排出しながら減った分を上から補充しつつ、下から出る液色が新品になったところで終了。
廃液を見てみるとけっこうゴミが出てた。これ、なんの破片だろう?
マスターシリンダーカップやシールのバリの破片かもしれないけど結局謎のまま。
廃液に水を加えてみたら白く乳化したので、やはりブレーキフルードはアルコール系(またはグリコール系だっけ?)
だと言うことがよく分っていい勉強になったよ。年数が経つと吸湿して劣化するのもうなずける。
パッド・フルード交換後すでに一年以上走ってるけど、まだまだパッドの残量は残ってて純正よりも消耗が少ない。
効きは初期制動がキュッと食いつく感じで純正よりも扱いやすく、すっかり謎の青パッド・XGP270のファン
になってしまった。w