連休中の作業などで部品箱からハイカムが出て来たから
我がYB号に付けてみたよ。
思い立ったら吉日、鉄は熱いうちに打て、だがしかし気温
が高くなる前にやれってな具合。w
検索用語 天剑125高角度凸轮轴
交換作業の詳細は割愛させて頂くけど、YBR125に施工した時の
記事を通読すると分かるはずなので、以下のリンクを参照して
から本記事を読むと理解しやすい。
ハイカムにしてみた 奥側ベアリングは抜く必要なしになったか
ら全体像だけ見ると良い。
自作ベアリングプーラー この作業で奥側ベアリングを抜く手間
が省ける。
ハイカムで走ってみた YBRの時の感想だけどYBとほとんど変わ
らなかった。
ローターカバー交換 YB125SP他、2013年式以降のYBR系やYX、
XTZ等はローターカバーの交換を推奨します。これをやらないと
オイル抜いたりすったもんだする。
さてと、今回は以前と比べて随分楽で早く交換できたから、少し
説明してみよう。
カムシャフトのリテーナーを外す。
ここまでたどり着くにはYBRの記事やサービスマニュアルを見れ
ば良い。
今回YB125SPは手で純正カムシャフトが抜けた。
真っ直ぐ引っ張ったらスポッ! って。w
もしも少し固いなら適当なM8ボルトをねじ込んで引っ張ってみる
と良い。
これで抜けないとなると・・・
スライディングハンマー方式を試して。
M8ボルト・ワッシャの他にホムセンの建築資材コーナーで見つ
けた安くて何だか知らないけれど重い部品を使ってコンコンと
往復させて抜く。
交換後のタイミングチェーンかけ、タペット隙間調整などは
当たり前に丁寧な作業と確認を。
と言う感じで超簡単な説明だったが、YBRの時と比べて随分早く
作業が出来たよ。
始動後は問題ないふけ上がりであるが、前回同様にメカノイズは
少し大きくなった。
アイドリングが低くなったのでキャブレターのアイドリング調整
スクリューで上げておいた。
試走に行ってきたよ。
ハイカムの試験に丁度良いコースが思い浮かばないので、久しぶ
りに裏ヤビツ越え。
自殺騒ぎで有名になった菜の花台でトイレ休憩。
手を合わせてから使ったよ。
ドライブインで昼食。
値段を考えると、もう少し先へ進んで中華食堂 黄金(こがね)
の方が良かったかなぁ・・・w
やって来たのは集落 寄(やどりぎ)。
今年も鯉のぼりを並べていた。
全然ハイカムの試走レポートじゃないと思うだろう。
最後に書くよ。w
突き当りまで来た。
ここまで来るとかなり涼しいのだ。
帰路のこの景色を見よ!
この直線の坂道や道中のワインディング路がエンジンの調子を
みるのに都合が良い。
ざっと感想を。
・エンジンヘッドからのメカノイズが増える。YBRの時と同様で、
カシャカシャ音がするけど、不具合音では無くてカム山形状の違い
で五月蠅くなっている。
・4000回転以上からの力が増した。
この特性の感じになる。
だから登り坂で回転を落とさないギアを選ぶとグングン上がれる。
・定速走行からの再加速が増しになったので、面白くなって開け
気味になってしまう。
・1JP型CDIの特性を感じさせないくらい7000回転以上の吹けあ
がりが強い。
・走行中のメカノイズが一番目立つのは下り坂でアクセル全閉時
のエンジンブレーキ中。
総合的に見てYBだったらカフェレーサー風に改造し車体にマッ
チした走り具合だと思う。
メカノイズが増える欠点はあるけど、これがまた「味」になるから
意外と良い。
古風な外観には古風な音なのだ。w
もちろんYBRやYXなどロードスポーツ風デザインならなお似合う
エンジンフィーリングかな。
帰路で再度裏ヤビツを走り、休憩中に油温を確認してみた。
特に問題になる高温になってない。
プラグチェック。
ハイカムにしただけでキャブの燃調はいじっていないけど、
かなり綺麗な燃焼状態だと思うよ。
以上、YBRに続いてYBにもハイカムを使ってみたお話でした。