別に急いで対処しなきゃならない状況ではないが、前にちょっとタペット調整(バルブクリアランス調整)
でもしてみるかと思い立ったついでに、普段は面倒で絶対に見ない隙間調整用のアジャスティングスク
リューの当たり面を見てみた。
あ゛、ああ・・・ああああ・・・
おわかりいただけただろうか? なんかダルマ型に磨り減ってるよねw
バルブトップとの接触部が摩耗するとこんな感じにすり減ってくるのは構造上仕方がないし、一応消耗品
の部類なのでどこかのタイミングで交換しておくと良い部品。(普通は音が妙にカチャカチャ五月蝿くなったり
見て気づいた時、あるいはおおむね4~5万キロ程度で交換。オイルの品質や交換状況、エンジンの回し方
で時期は変化するから油断しないほうがいいだろう)
見ちまった物は仕方がない・・・
どれどれYBR125の部品番号は?
お?ロックナットとセットで構成されてる。
だがしかし、部番の始まりは5VLだから日本国内で出るか?・・・ヤマハの部品検索サイトで確認する。
・YBR125E(2013年モデル)
5VL-Y1215-00 スクリユ,バルブアジヤステイング あり 357円
ほほう・・・ついでに同型エンジンのXTZ125Eでも調べて見る。
・XTZ125E
22F-12159-00(ボルト)スクリユ,バルブアジヤステイング 252円 あり
90170-05302(ロックナット)ナツト(22F) 95円 あり
合計でこっちの方が10円安いw それではTT-R125系は?
・TT-R125LWE 2004年モデル 5HPW
22F-12159-00 SCREW, VALVE ADJUSTING 252円 あり
90170-05302 NUT 95円 あり
アジャスティングスクリューがこれだけ共通ならば、もしかしたら国産車でも共通する車種が存在するのか?
と思って、ネジ規格が同一のロックナットの部番からWEB検索したらあったあった!
・YB-1
22F-12159-00 スクリユ,バルブアジヤステイング 252円 あり
90170-05302 ナツト 95円 あり
YB-1でOKならヤマハ内の原付系統では?と追いかけたらメイト50/80系なども共通だと分かったのが収穫。
これで耐久消耗品かつ重要部品であるバルブアジャスティングスクリューの入手に関してはひと安心だ。
しかも予想では国内生産なので焼入れ技術も含めて品質は良いはずなので好都合だぞ。
(普段、こうやって推理しながら流用部品、共通部品を探してるのだw)
ついでに摩耗について検索してみたらSR400の例が多く、気付かずに放置して被害が大きくなってる場合もあった。
たまに居るカタカタ音、カチャカチャ音の大きな個体は摩耗進行の成れの果てかもしれない。
とにかく摩耗が進行したり調整を放置しすぎるとバルブ側まで偏摩耗し出す可能性があるらしいし、値段が安い部品
なので予備も含めて急いで注文した。
予防策は、思ったよりも早めにクリアランスの確認と調整、その都度面倒がらずに一旦アジャスティングボルトを外して
目視確認する事で摩耗寿命を延ばす事が可能かもしれない・・・これに関しては俺が失敗例だw
前にフライホイールの確認窓を開けるためのコインドライバーを自作したタイミングで確認調整をすればよかった・・・
とりあえず摩耗は極端にいびつでは無かったので元に戻して調整したけど、後日新品を入手したら交換後にレポート
しようかと思う。 ネタは湧き出すものだなぁ・・・イヤなネタだけどw
重要な情報をありがとうU^q^U
他の方々の工夫や改造などに興味津々です。
塗装とかすごく苦手なんで、他のYB乗りのカスタムペイントを見るたびに感心しています。
先輩おねがいしやす!!!
https://blog.goo.ne.jp/lightning-ybr/e/d8aac23ef060453aff8e06969a602cea
この記事を見てスクリューを新しい物に交換する手間を追加するだけです。
成功をお祈り申し上げます。