goo blog サービス終了のお知らせ 

YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

分離水の様子

2017年12月09日 | YB125SP改造

油水分離器(リンク)の話の続きで申し訳ない。
順調に水分が分離されているけれど、ちょっと気になる点が
あるのだ。

見ての通り、完全な水とはいかず少しオイルが混じって乳化して
いる。
本来はエアクリーナーボックスを介して燃焼室へと送り込まれる
はずのオイルミストの一部が落下しているみたい。

一方、分離器施工に協力していただいた方の分離水。

特に濁りも無くて綺麗な水という感じでしょ?
実は施工時にちょっとした細工をエアクリーナボックスにして
おいたのだ。

エアクリボックス内のブローバイガス還元穴はこんな感じ。

約1.5mm程度に小さな穴なので、油水分離器を付けた時の
流動抵抗と合わせてクランクケース内圧が上手く抜けないのでは?
と思って穴を少し広げたあげてたのだ。
これが上手く作用して透明水として分離されているのだろうと
思って、自分のエアクリにも同じ細工をしてみたよ。

ドリル工具の入り込む空間ではないので、手袋をはめてドリル歯
を直接回して穴を広げる。
いきなり大きな穴は開けにくいから2.0→2.5→3.0mmの順に
広げてみたよ。

さて、穴を広げた効果はこんな具合だった。

ホースはエンジンオイルで変色しているけれど、分離された水は
加工前よりも綺麗で透明になった。

これで2台の検証結果が出たので、油水分離器を付ける時には
エアクリのブローバイガス穴を広げると良いだろう。
ホンダやスズキ車のブローバイガス穴はもっと広いらしいから、
4mmくらいに広げても問題ないんじゃないかな?
しかし冬なのに湿気の多さにビックリしているよ。

以上、油水分離器の続報でした。



コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。