昨日加工したワッシャを使うクラッチスプリング強化シムを実装してみたよ~んと。
さすがに3回目の開腹なので必要工具も分かるし手順も覚えてたから早く開けられた。
前回開けた時にケースガスケットにシリコーンオイルを薄く塗布しておいたので剥離はすんなり出来て、
再再再使用することにした。(ダメになってて漏れたら取り替えればいい)
普段は手の感覚による通称テルクレンチで締め付けてるけれど、実はトルクレンチを持ってるので
久しぶりに登場させてみる。
指定トルクは6N.m。
試しにテルクとの比較をしてみたらほぼ同一だったけれど、4箇所均等に締めるにはトルクレンチの方が
勝ってる。(慣れてる人ならテルクでも問題ない)
クラッチハウジングの回り止めはハウジングストッパーと適当なアルミ板という指定であるが、実際手で
押さえても大丈夫なトルクだから簡単に済ませたよ。
適当なアルミ板はガラクタ箱に転がってたアルミ金具を使用し、ギアに噛み込ませて固定する。
本来はこの他にハウジングストッパーを兼用するんだけどハンドストッパーで大丈夫だった。
そもそもハウジングストッパー持ってねーしw (あ、ベルトレンチ持ってるのを書いてて思いだした)
無事にシムを実装。
ボスの外径が実測で9mmだったのでシム内径は9.5mmでよかったな・・・0.5mmほど無駄に加工した
けど結果は問題なし。
外径は18mmでギリギリな感じではあるが、クラッチの入り切り動作で干渉する箇所が無かったのでM8並丸
ワッシャの内径加工かM10小丸ワッシャ無加工で大丈夫と確信した。
これでスプリングワッシャ曲げ加工シムより0.9mm薄くなったので、どんな結果になることやら・・・
前回失敗だったエキパイのガスケットは買い直したキタコの他車種用でピッタリ収まった。
二枚入ってるからまた開ける時にも安心。 オイルは横着して抜いた物を再投入w
さっそく試走してみた… イ、(・∀・)イイ!!
クラッチレバー操作の重さが軽減した割にちゃんと喰いつく感じのシフトチェンジ感覚。
シフトダウンによる再加速時にスパっとつなげても滑り感覚が少なくて、ノーマルよりはロスが少ない感じ。
特に坂道の途中で効果が実感できる。
勢いで観光地周辺まで行ったけれど激混みで落ち着かず、いつも林道へ逃げこんで一休み。
マイナー林道の途中にある幾つかの広場にはテントが張ってあり、穴場的なはずがすっかりメジャー化
したゲリラキャンプ地域になっていた。
帰宅ラッシュを恐れてそそくさと帰路につく連休の中日であった。