YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

サイドスタンドフリッパー完成

2013年02月16日 | YBR125改造

ホンダ車の自動サイドスタンド跳ね上げ機構(しまい忘れ安全機構)のゴム部品を流用して、YBRにも同じ機能
をもたせようと市販の金具などを利用してみたら上手く出来た。

縦管バンドを曲げ、不要な部分を金ノコで切り取る。
メッキがしっかりした金具だけどスタンドに付けるといかにも後から付けました風になるので、余ってたアクリル
塗料缶の消費も兼ねて黒に塗装するひと工夫を加えて見た。


さっそくサイドスタンドに取り付けてみる。
ホンダは車種によってスタンドの右側か左側かに設置されていて、どちらを選ぶか悩んだ結果、左側に付ける
事にした。
良い感じの位置に収まり、まるで最初から付いてるがごとく仕上がった。


飛び出しの距離はこんなものかな?
バンド止めなので後から位置の調整もできるから問題ない。

接地してみるとちゃんと曲がってくれて、スタンドを跳ねあげてみると違和感もなくチェーンとの距離も十分なので
左側に設置したのは正解だったと思う。


さっそくサイドスタンドの仕舞い忘れを再現し、走りだしてみた。
車体を左に傾けた瞬間、サイドスタンドが跳ね上がってパコ~ンて軽快な音が鳴り響いた!
ショックもまったく無い。
純正状態で仕舞い忘れをすると、スタンドが接地した瞬間にガコン!って衝撃と共の辛うじて跳ね上がるので、
その度に冷や汗が吹き出ていたから大きな進歩である。

普段、あまり仕舞い忘れを起こさないんだけど、疲れている時や写真撮影のために一時停車した時など注意散漫
になる場面で起きていたからこれで少し安心かな?

あまりお世話になりたくない機能だけど安全装置としては単純なのに効果絶大で、さすが世界のホンダが考案した
付加価値だとつくづく思うよ。

余談だけど、この機構のネーミングに最後まで悩んだ。
あまり長い名前は面倒だしサイドスタンドキャンセラーはサイドスタンド仕舞い忘れ防止スイッチの解除用の製品や
機能として検索用語でひっかかるので、フリッパー(魚やイルカなどの尾びれとか、跳ねるものって意味)と組み合わ
せた造語でサイドスタンドフリッパーと名付けてみた。
実際どうでもいいんだけどねw