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電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

祝!ドランクモンキー酔拳 劇場公開40周年

2019-06-26 20:25:44 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。

まだまだ梅雨明けは来ないですが暑い日が続きますね。来月は7月ということで夏真っ盛りになりますね。夏と言えばやっぱり酔拳がぴったりですね。なーんて。

ジャッキー・チェンが日本上陸したのが、79年。昭和でいうと昭和54年。今年が令和元年。何年前かなぁ、なんて和暦で数えると元号も変わったりして分からないですね。

そうなんです。早いもので来月でちょうど40周年。これはお祝いですね。折角だからイベントでもあればいいのになぁ。

せっかくなので太陽の下で酔拳のポーズを取るジャッキーをイメージして記念の絵を書いてみました。大したことのない絵ですが。

公開日は7月21日ですが、東京では先行上映がその日からだったんですよね。なので、全国ロードショーは8月4日からだったと思いました。地方で公開されたチラシの裏にはバーンと8月4日のハンコが押してありましたのでたぶんそうだと思いますね。まだ当時は行けませんでしたけども・・。


ジャッキーの旧作は吉祥寺東映とか三鷹のオスカーあたりでいっぱい観ましたね。当時は拳シリーズの劇場版ポスターがチラシ屋で150円で売ってたのでよく自転車で買いに行きましたっけ。昔をいろいろ思い出しますね。酔拳や蛇拳のは先日惜しくも亡くなられたモンキーパンチ氏のイラストを使って当時は本当にとことん日本独自路線を展開していたのがうれしくてとても懐かしい気がします。

オリジナルの海報は数種ありますが、やはり日本名ドランクモンキー酔拳の元となった英原題"Drunk Monkey in the Tigers Eyes"の表記と、ポスター上部に横書きで"蛇形刁手第二集"と入った物がそれっぽくていいですね。これがマストでしょう。

変更されたDRUNKEN MASTERはよく見ますが・・。

テレビでも酔拳はほぼ各局で放送されてましたけど、フジの初回放送が衝撃的でしたね。たまたまその日は家族がいなくて1人で見てたんですが、最後まで見終わったあと興奮してたのを覚えてますね。分かる方には分かると思うのですが、なかなかあの興奮は味わえないものだと思います。

それから20数年後、テレ東の21世紀特別編も良かったですが、とにかく昔から日本で一番愛されてるのが酔拳だと思いますね。

そうそう酔拳について1つ思い出しました。テレ朝バージョンってのがあって、これがちょっと違うんですよ。

テレ朝オープニング。トリミングされてますが割とキレイです。

右端に袁信義の顔もハッキリ映る、
ちょっとフィルムにキズが入ったような画像ですが、これがテレビ局の放送媒体として使われたことに驚きました。(副音声は無し)

”導演 袁和平"の出るタイミング。フジテレビで最初に流れた時はジャッキーの酔拳演武の中で出てきましたよね。

テレ朝のここの部分が謎で、なぜか違うタイミングなのです。忘れてましたけど、ずっと残ってしまった謎でした。

オープニングの拳法混乱(カンフージョン)がカットされ、いきなり本編がはじまる
この謎仕様について今回ちょっと、考えてみました。

テレ朝バージョンは、ババーンという激突音とともに将軍令からスタートします。

ココより前の部分が気になる部分なんですけど、本放送ではカットされてしまって見ることは出来ませんでした。

仮にですね、これがロングVerのプリントであったと仮定すると、ちょっと信じられない事が考えられるんです。(もちろん推測の域を出ませんが・・)

将軍令より前の部分は・・・。これはもう北京語版などで見られる黄正利と袁信義の場面しか考えられないんですね。

袁和平のクレジットは道場で出てくるので、その前のクレジットは酔八仙の書を開いたときの"監製 吳思遠"(ここがポイント!)と、当然あの某野外ロケ地になるはずです。それは同時にカンフージョンが流れないことを意味しますね。(同じ導演のクレジットが出るタイミングが2度出ることは考えられないため)

あと、以前から不思議だったのがフジのは酔拳のタイトルが映画の中で出て来ないんですよね。元のフィルムであれば必ずどこかにはあると思うんですが、これを不自然と思う局のスタッフさんは何らかの形で付け足しすることもありますね。配給会社がカンフージョンのオープニングを作ったので酔拳のタイトルを入れる場所が無くなってしまった格好ですね。本当なら香港版や8ミリのダイジェスト版みたいに酔八仙の書を開いた時にバーンと出るのが自然なタイミングでしょうか。

フジとテレ朝の違いとしては、導演と監製の順序が逆になっています。フジはカンフージョンの後、監製がなぜか最後となっていてそこでオープニングが終わります。テレ朝は最初に監製ではじまって最後に前述の導演が出るという具合です。これも本物っぽい気がしますね。

ちなみに、オープニングと場面が道場に切り替わるこのつなぎの部分が酔拳の編集のキモで、無数にある各国でリリースされた映像ソフトの中には導演の中文クレジットが飛んで消えてしまっているものもあります。

私の考えを整理すると・・・、劇場版は2種類あって、先行時がロングバージョン(カンフージョン無し)。
8月の正式公開では道場のシーンの無い短縮版という2つのバージョンだったのかもですね。

フジテレビの放送は短縮版のオープニングと道場場面を挿入したもの。テレ朝はロングから冒頭~激突音の直前までをカットして、さらに放送枠に入る程度に短くカットしたような状態だったと思われます。そうすると、短縮版では将軍令はなかったのかな??

2週間という先行上映の期間中、見ることが出来たのが一部の地域だったからこそ、このバージョン違いも可能性としてはあり得るのでは?と思ってます。

先行版と全国版とその両方を観た方がいてかつその差異が分かる人もおそらく殆どいないと思われますが、シーゾナルから提供されたものが先行版に近かった物だったかも知れませんし、独自の編集を加え全国展開されたとしたらスッキリしますねぇ。

当時は配給会社の都合もあって、映画をいつ、どのプリントで公開するというような事情は、今とはまったく違ってもっと複雑であったはずです。(これは会社によっても随分違ったのではないかという認識です)

そんな細かな事は観客はもちろん知りませんし、興味がない人にはまったくどうでもいい話です。

しかしファンは細かい部分の真相が知りたいので、今までもやって来たようにいろいろとああでもない、こうでもないとファンは議論し続けてきました。

推測の域を出ないのですが、好きであるからこそこんな事を考えていられるんですね。

とにかく、私もいつまで経ってもやっぱり酔拳が好きなんです。
40年前、日本の観客を前に主題曲"カンフージョン"をバックに華麗な酔拳を見せてくれたあのジャッキーの勇姿・・・。それはドランクモンキーとして、最高のデビューシーンだったのではないでしょうか。

以上、忘れかけていた疑問や謎について整理、考察してみました。

今夜は、気持ちだけロン毛のジャッキーになって(カツラは持ってませんw)お酒飲んで楽しく過ごしたいと思います。

See you next time!

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ザ・フォーリナー 復讐者

2019-05-03 15:02:50 | 成龍的電影

こんにちは、醒龍です。 

令和元年。GW真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。世間は令和、令和で大騒ぎ。新しい元号・令和にちなんだグッズなんかもいっぱい出て日本はお祭りですね~。ホント、景気のいい明るい世の中になって欲しいですね。

さて、本日5月3日、本国より公開が遅れて遅れて約1年7カ月。待ちに待ったジャッキー新作映画「ザ・フォーリナー復讐者」(原題:『英倫対決』)がついに公開されましたね~。私も早速、初回上映の映画館へ飛び込んで来ました。

レビューはまた後日にでも書きたいと思いますが、アクションはもちろん、ジャッキーの迫真の演技に是非注目してみてください。Let's Go!!

 

エンディングテーマ(普通人) 

『ザ・フォーリナー復讐者』

本日(5/3)から絶賛公開中

 

(C)2017 SPARKLE ROLL MEDIA CORPORATION STX FINANCING, LLC WANDA MEDIA CO., LTD.SPARKLE ROLL CULTURE & ENTERTAINMENT DEVELOPMENT LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

 


【原作小説】

平成8年に刊行されました。映画とちょっと違います。あなたは先に読む派か後に読む派か!?

チャイナマン (新潮文庫)
Stephen Leather,田中 昌太郎
新潮社

 

【サントラCD】

※ジャッキーが歌う主題曲は含まれません。

Ost: the Foreigner
Imports
Imports

 

【作品Blu-ray】

※インポート盤のため、日本語字幕は含まれません。

Foreigner/ [Blu-ray] [Import]
クリエーター情報なし
メーカー情報なし
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ひさびさの映画鑑賞

2019-01-02 11:47:15 | 成龍的電影

明けましておめでとうございます。

2019年になりましたね。今年の正月休みは短いですが久々にジャッキー映画を楽しみました。

今回鑑賞したのは『蛇拳』です!いつ見ても『蛇拳』は面白いですよね~。

やはり正月になると、ジャッキー映画を見たくなってしまいます。以前は良く見ていましたので、その頃のイメージが定着しちゃっているのだと思います。

この『蛇拳』はテレビに繋がっているHDDに残っていたのですが、これは数年前に録画したものと思います。(消さないように、しっかり保護してますがw)HDDもすぐいっぱいになってしまうので時間があるときに整理したいですが、保護されてる映画や番組がいっぱいあるのであまり減らすことが出来ないかも・・・。困っちゃうなぁ。

新年を迎えて、HDDを新しくするというのも良いかも知れませんね。

とにかく2019年のスタートです。ということで当ブログはひさびさに『蛇拳』でスタートしました。また、時間があればブログも少し書いてみたいと思います。

今年一年どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

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除霸

2015-01-01 00:00:00 | 成龍的電影

今夏劇場公開された武侠作品「レイン・オブ・アサシン」ですが、皆様御覧になりましたでしょうか?
ジョン・ウーが台湾の監督本人と脚本を気に入って映画化したんだそうですが、ミシェール・ヨー、チョン・ウソンをはじめとする豪華キャストやジョン・ウーがこの映画で愛娘をデビューさせたりするなどなにかと話題になってたのが記憶に新しいところです。 
また、「フェイス/オフ」でも見せていた顔を入れ替えるという荒唐無稽さは人生の再生を意味するジョン・ウーの世界観になっていたと思います。

今回記事の作品は72年製作の帝國公司作品『除霸』です(ジャッキーも端役出演)。この『除霸』と「レイン~」の共通点はどちらもジョン・ウーが関わっていることになります。(ジョン・ウーが『除霸』の助監督。実質的には監督だったのではないかと睨んでいますが。)

『除霸』は"Hong Kong Face-off"という別名(というかアメリカでのビデオソフト題名)も付けられていましたが、実はこの『除霸』という映画は過去に邦題が付けられており、東京フィルムサービスから発売されていたSUPER8(8mmフィルム)がそのダイジェスト版(白黒!)でした。

Fists of the Double K

 11/9現在、この貴重な8mm映像をyoutubeで見ることが出来ます。 
痛快!スーパードラゴン ダブルK

 ついでに同社が発売していたのが「死闘!香港のゴッドファーザー」(The Godfathers of Hong Kong)です。

 

フィルムはこちら

少し解説しておきますと、この「死闘!香港のゴッドファーザー」は原題を『満州人』といい、73年に製作されましたが検閲に引っかかり香港で上映禁止となった作品です。これもジョン・ウーが助監督をつとめ、ジョン・ウー本人いわくジャッキーも関わった作品になります。

ちなみに芳賀書店刊・ドラゴン大全集によれば他にも「ホンコン・コネクション」(原題:『黒人物』)や「サンダーキック!」(原題『一網打盡』)の8ミリフィルムも未確認ではありますが発売していた模様でした。

話を戻しますと、『除霸』という映画はユエン・ウーピンが武術指導して父親であるユエン・シャオティエンも出演、当時波に乗っていた呉思遠の流れを汲むスタッフ、出演者で構成されているのに関わらず、国内ではあまりにもB級すぎて完全に無視されている状態が続いていました。
今回の”ジャッキー100作”の詳細が明らかになった今、ジャッキーが無名だった頃の初期作品群ももっと注目を集めてもよいのでは?と思い、今回の記事を書いてみた次第です。

『除霸』では主人公ユー・ヤンが目の見えない少女の明るい将来を奪った悪者と対決し、少女の未来を見事奪い返して再生してみせたなかなかの内容だったと思います。
私事ではありますが、この10月から職場が変わって心機一転、半年前から仕事をしながらの充電期間(!?)を経て徐々に進行して新しいスタート(でもより過酷な戦場に(爆。)を切ったのでした。
これはジョン・ウーのテーマでもあった”再生”を私自身がしてみたことになるんだと思います。 (何にでもチャレンジして行けるうちはまだいいですネ・・)

あなたも人生の再生をしてみませんか? 

 

これがホントのHong Kong Face Offだ!(嘘)


 

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ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳

2015-01-01 00:00:00 | 成龍的電影

ちょっと懐かしくなる1本です。この映画は劇場ではなくテレビで放送されただけだったのですが、映画雑誌ロードショーにも放送予定が載っていて、当日の放送を楽しみにしていました。(もちろんナイターの代わりではありません。。)
本編終了後、ミニ番組「ジャッキー・チェンの魅力のすべて」も放送してジャッキーの簡単な紹介をしてました。当時はこんなおまけまで放送してくれるのかと喜んで見ていたのです。ナレーターは石丸さんでしたね。(某伝説に書かれていた「ジャッキー・チェン魅力のすべて」は惜しい、”の”が抜けてた。。)
ちなみに今、ニコ動にアップされてるのは初回放送時のものですね。(時間は8分間でした!)いろいろ探してみると、予告編とかもあって面白いですね。

予告編より

あと、吹き替え入りのDVDもあとから格安で発売されましたけど、その前は北京語の夜バージョンが特典に入ってるのとかもあったりして、昼と夜のバージョンがあるなんてこんなの他にはないですね。胡散臭いある意味特別な映画ですからね(笑)

そういえばこれのVCDに入っている音声の右のチャンネル(広東語の方)には、聞き慣れたいつもの曲とはまったく違うBGMが使われいて違和感があったりしました。「酔拳」のフィルムが挿入されている特訓シーンでは「八つ墓村」(77)より「惨劇・32人殺し」の曲が使われていますね。

「必殺鉄指拳」いま見るととても懐かしいですが、昔はこんな放送もあったということで・・・。今じゃ、ありえないありえない。当時の豪華な声優さんによる月曜ロードショーの映像を引っ張り出してと。(終)


コメント (4)
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ジャッキー・チェンが端役出演。邵氏『黒店』(1972)について

2015-01-01 00:00:00 | 成龍的電影

今回の記事ですが、『黑店』という作品について書いてみます。

この『黑店』という映画は1972年に製作され、邵氏にて葉榮祖が監督、女優シー・ズーや康華名義の董力(トン・リー)が主演した映画です。

 

ロシア語音声、日本語字幕バージョン

董力が主演と言いますと、帝國影業の『過關斬將』(74)や蛇女ゴーゴンのような美女が登場する蛇群拳~殺人スネーク対飛剣カンフー(74)がありますね。私が最初に彼を見たのが「少林寺秘伝拳」(76)というヤツでして、ボスのタイコーが繰り出す毒龍掌が印象的で、序盤にそのボスの魔手にやられてしまった董力の黒い手形の付いた背中を治療するオババが現れてダラダラと黒い血が流れ落ちて見事に復活するというシーンがとにかく強烈でした!。全体的にまとまっていて同時期の少林寺モノとしてはカーター・ワンが不在でもそれなりに楽しめましたし、なかなか良く出来たカンフー映画でした。面白くてハマっちゃいますよ!(笑)

この董力ですが、私は昔から井上順にそっくりに見えてしまったので、勝手に順さんと呼んでいましたね(笑)

井上順トンリー

ちょっと似てませんか?顔の造りがそっくりなんです。特に鼻がね(笑)。もしかして年齢的にも近いんじゃないでしょうか。

冒頭、”酔楽酒楼”で一杯やっている連中。ここで飲んでいる輩の大勢いる中で目立つ剣士・査小魚(この董力)と張彩屏(シー・ズー)の前に、酔いどれ和尚(石天)が登場します。

『黑店』という映画は、内容としてはキン・フーの『龍門客棧』(67)のエピゴーネンと思われがちですが、実は同じキン・フー監督が邵氏で撮った『大酔侠』(66)から受け継いだ要素も相当盛り込まれていたりしますよね。キン・フーを相当意識した、つまりキンフーが気に入らなかった要素も存分に持ち込んだミックスしたような映画になるのではないでしょうか。

そもそも”黑店”とは、旅人を殺したりその金銭を奪うために開いた宿屋・・・と辞書には書いてありましたが、この映画では金銀財宝を持って任期を終えた省の長官が帰郷する噂を聞いて、獲物を狙う店側の人間と”黑店”にやってくる多彩な訪問客のドラマが展開されます。

それではちょっと、馴染みのある顔ぶれから紹介してみたいと思います。まずは午馬演じる白塗り浪人ですが、これは『大酔侠』で陳鴻烈が演じた玉面虎を意識したキャラクターでしたね。午馬は今年の2月に肺癌で惜しくも亡くなってしまいましたが、(葬儀にはサモ・ハン夫妻や成龍、張徹一家の姜大衛やティ・ロン、そして石天の顔もありました。)この映画では役者として出演していました。キョンシーもどきの湘西五通鬼を引き連れていましたね。

 ピョンピョン跳ねる湘西五通鬼の連中

今回、鄭壽山という名のボスとなった谷峰も『大酔侠』では盗賊の一味に扮していただけだったので相当出世しましたね(笑)。あと例の「空中必殺・雪原の血闘」(71)では雪の上を歩いても足跡が残らなかったのですが、今度は逆に客棧内の階段を昇ると足跡がつくという、何という術なのか分からない点は同じと言えば同じですね。今回は剣をムチに持ち替えた神鞭鬼王となって堂々とした”ムチの鬼”ぶりを見せつけています。

ところで石天さんは、一見何者か分からないのですが、ひょうたんを持った和尚ですね。冒頭から登場しストーリー的には重要な役目を果たしますが、最終的にどんな人物だったのかは読めてきます。見た目は『大酔侠』の酔猫(岳華)をややイメージした感のある乞食のような役柄となっています。

七小福のメンバーだったユン・ワーもちょっとだけ顔を出します。先の湘西五通鬼の一人としてですが、キョンシーのようなのにまだキョンシーとは呼ばれていないのが特長で、このキョンシー軍団(ニセ)を使ったアイデアは時期的にも驚異ですし、どこで仕入れたネタなのでしょうか?

 不気味な顔のユン・ワー。どこから持ってきたの??

そして、何と言っても同じく『大酔侠』で悪和尚を演じていた楊志卿が、今回はストーリー上、最重要人物の海剛峰に扮しているのでニヤニヤせずにはいられませんでしたね。

この映画のように客棧を舞台にした映画は、キン・フー監督が何本も撮っていたように最も得意とした映画であり、監督曰く客棧を用いれば脚本さえ要らなくなるとかで、映画が撮りやすくなるパターンなのでしょうね。つまり客棧はキンフー映画のジェネレータの役目なんですね。

そして、当然ながら葉監督はキンフーの影響を受けたということになると思うのです。客棧を使うものは大抵は京劇の立ち回り代表作である『三岔口(さんちゃこう)』から来ているそうですから、この黑店も多分そうなのでしょうね。あと、鍾馗嫁妹という姉妹の話を扱った京劇もあったりしますが、要するにみんな最初は京劇からとなっちゃいます。セリフが少なくて映像を見せるという作劇方は京劇の影響を受けたキンフー映画の特徴だった訳です。京劇ってやっぱり凄いですね。

王侠扮する初代店主・高三風の店、”高家客店”にやってくる客は多く、この店の料理も有名らしく料理人が作る料理は、なんと人肉饅頭であるのでした!

人肉饅頭というとアンソニー・ウォンのスプラッター映画『八仙飯店之人肉饅頭』を連想してしまいますが、シナリオライター葉逸芳(葉榮祖監督の父上様)は人肉好きで、『女侠賣人頭 』(70)でも女剣士が斬った生首を売ろうとするビックリ仰天映画の脚本を書いていたりしています。『黑店』劇中にも名前が出て来た『鍾馗娘子』も同氏の書いたシナリオですね。(葉逸芳は引退間際だったのですが、この『黑店』で初めて親子共同製作が実現しました。)

この人肉饅頭プロットの元ネタとなっているのは、古くは伝奇小説の「西遊記」にも似たようなものがあるようですが、おそらく「水滸伝」に出てくる母夜叉と呼ばれた孫二娘がモデルとなっていると思います。孫二娘は武芸の達人という設定で、夫の張青と経営している店にやってくる客に痺れ酒を飲ませ、果ては人肉饅頭にしてしまうという恐ろしい人物です。『黑店』においては、于楓が二娘ではなく三娘という役名で登場していますので、これはもう明らかですよね。葉親子はキンフーが好まなかった人肉饅頭を使い、つまりキンフーとはまったく逆の描写をこの『黑店』で持たせた訳なのです。

店にやって来た鉄腕ゴールデン・アイこと劉通(演じているのは李皓)。どこで噂を聞きつけてきたのか席につくなり「人肉饅頭を出せ」と言うが、そんなものはある訳ないときっぱり否定されてしまう。このあとのセリフが重要で、誰が店にやってくるのか、またどんな宝を持っているのかを彼が説明しています。

鄭壽山の一行が到着し、店を乗っ取り、店主になりすまします。店主らが変わった事を不審に思う輩もいたりするのですが、そして付き人と2人の守衛を連れた一行の馬車が店に・・・。そこから降りてきたのは噂の人物・海剛峰だったのです。という具合にあとから続々と登場する客人たち。姜南のおっさんやら、三頭蛇(小麒麟ら)に続いて胡(フー)というバイキング・ヘルメットをかぶった男が現れます。周りが”大哥”と呼ぶ実力者です。しかし、これらの登場人物たちはあまり重要ではありません。大して重要ではない人物を次から次へと登場させてハラハラさせられるという具合。ムチの餌食となってしまいますが。

そして、忘れてはならないこの人。小鍾馗こと張彩屏を名乗るシー・ズーは、チェン・ペイペイ正に”鍾馗娘子”のあとを継いだ素晴らしい武侠女星です。(この映画では痛々しい姿でしたので見ていられませんでした。)

 

残酷な相手の攻撃に歯を食いしばるシー・ズ-!!!

もう一人、まったく良いところを見せずに結局、董力の剣士に倒されてしまう意外な人物が!途中から店の番頭さんに扮していた衛子雲ですね。荊虎という役でしたが、2人の娘も荊緑、荊紅と同じ荊が付きますから兄弟の設定なのかも知れません。衛子雲は当時、おそらく本名の章恆と呼ばれており、(私が見た功夫片ですと『中國人』(72)や『一條龍』(73)という主演作もありましたね。)台湾のTVドラマで活躍した武侠明星であります。現在は、台湾截拳道アカデミーにて總館長としてジークンドーを指導されています。

若き衛子雲

そして物語後半、海大人の付き人としてマースとのペアリングでジャッキー・チェンが出演していますね。これは『金毛獅王』と同じパターンであり、『黒店』でも武術指導している徐二牛の下についていた時期であることが分かると思います。

最終的に胡大哥の相棒(陳贊剛:右)に殺されてしまう役であるのですが、途中のアクションを含めた登場シーンでは相変わらず顔を極力映らないようにする姿勢は変わっていません。この点、マースは顔映りがジャッキーとは対照的ですね。剣を使ったアクションシーンや素早い動きのシーンもあり、しっかり仕事してるよなぁジャッキー!

ラスト、政府の役人たちが黑店にやって来ます。罪人の二人の娘を捕まえるためです。『黑店』の時代設定はおそらく明代ですから錦衣衛ではなくて青い服を着ていることから東廠の人間となるのでしょうか。石天にしてもそうだったと想像できますね。そして、謎の人物・海剛峰は何者だったのでしょうか?

男女の剣士をうまく引き込んで、悪者を退治して民衆を守るという、すべては海大人が計画した一掃策であったのではないかと。また、巡撫という地方官だったのではないか(?)と思っています。

 長々と書いてしまいました邵氏『黑店』。キン・フーのアレンジにして、葉親子のコラボレーションの映画ですから面白い訳ですね。

おまけ:

徐二牛関連作品で火星が出演しているものをリストアップしておきます。
”火星の近くにジャッキー在り。”by醒龍

★金毛獅王 The Golden Lion
★黑店 The Black Tavern
洋妓 Virgins of the Seven Seas 
★埋伏 Ambush 
鬼太監 The Eunuch 
★惡虎村 Village of Tigers 

注)★は出演確認済み作品。 

 

 

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蛇鶴八拳

2015-01-01 00:00:00 | 成龍的電影

いきまっせー。怒濤のジャッキーの拳シリーズ!!

今回は「蛇鶴八拳」です!
この作品は「イイ!」と評する人も多くてある意味「笑拳」なんかより優れた映画であるかも知れませんよね。

劇場版予告編より

究極の秘伝”蛇鶴八歩”を考案した8人の長老たちが突然消息を絶ってしまったなんて、このミステリアスな展開が受け入れられるポイントだと思います。

ツルが生きてるみたいなあの動き


蛇鶴といえば、やっぱりコレ!

上から見たポーズが実にカッコよかった!

主人公が修行なしで最初から強い設定で、犯人を探し出して対決するパターンでしたね。

監督はこの映画で割と有名となった陳誌華です。そして脚本はあの『南拳北腿活閻王』や『旋風方世玉』、そして「少林寺への道」のシナリオも共同で書いた張信義という人ですからスタッフは文句なしですね。

タイプとしてはカンフー主体の時代劇(”蛇鶴八歩”という拳法がテーマの映画)で秘伝書、蛇拳(または鶴拳)がキーワードです。
この映画が時代劇として完成前に影響を受けたとすれば、割と近い時期なら協利の『萬法歸宗一少林』や『大武士與小[金票]客』や『江南八大侠』あたりがそうなるでしょうか。
複数の流派が関係する話としては、郭南宏の『八大門派』(邦題:「少林寺への道3」)と続くハーベスト作品の『四大門派』が挙げられますね。

一つ言えるのは、この頃人気が高かったのがジュディさんでした。
羅維も相当ジュディさんを使いたかったらしく(ジミーさんとの共演も一時考えていたそうですから)もしかしたら中影の『水玲瓏』(1976)を見て、蛇鶴をやらせたいとか考えていたのかも知れないですね。(半分冗談!)
『水玲瓏』から

蛇鶴っぽい動きのジュディさん


まぁ蛇と鶴を使った映画があったらベストなんですけども。

映画の作りそのものは同じ羅維影業の「少林寺木人拳」や同監督の『龍蛇侠影』などの影響も考えられますね。

背景としては、75年に羅維影業で『蛇鶴八歩』を、何と!チャーリー・チャン主演で撮るという話がありましたので、蛇鶴の企画自体はかなり早くからあったということになります。(チャーリーの映画は結局『鉄拳小子』に変更しちゃいますけれども・・。)
羅維が邵氏時代に自ら脚本を書き、監督していたことを考えると、自分のプロダクションで時代劇を作ろうというのは不思議ではありませんが、ジャッキーの『新精武門』以前に『蛇鶴』という時代劇の制作を考えていたようですね。

羅維影業では台湾でヒットした『少林寺十八銅人』のあとに作られた『少林木人巷』が76年度58位と振るわず、その『少林寺十八銅人』などで定評のある脚本家・張信義を呼びつけ、『蛇鶴八歩』を完成、78年に公開させたんですね。
ただその「蛇鶴」は彗星の如く登場した呉思遠の「蛇拳」の前に惨敗、さらに『飛渡捲雲山』よりも悪い結果に終わってしまったという皮肉な結果に・・・。

完成した『蛇鶴八歩』は最初に77年12月のはじめ、台湾で公開されました。
オープニングの羅維影業の旧ロゴ使用はこれが最後となります。(新ロゴは『拳精』から)

キズだらけのロゴ

もうボロボロのプリント


蛇鶴並用のタイミングは明らかに異なる


あと『満州人』の記事でも書きましたが、金振八が布にパンチして穴を開けるシーンと同じような場面がありますが

コレって、おそらくジャッキー考案のものでしょうね。

77年という事で、この映画の序盤やラスト、ボスの金剛との対決の前などにかかる音楽は、御存知”007”からBGMが流用されていましたね。タイムリーなのですが、「蛇拳」のオープニングでもおなじみの「私を愛したスパイ」からのものだったと思います。
ちなみに香港で77年7月に公開されたのが、そのボンド映画『鐵金剛勇破海底城』。これが超ロングランの大ヒット!!

何が言いたいのかといいますと、ヒットした映画をすぐに利用するということで、映画の完成時期を裏付けていることにもなると思います。

そういえば蛇鶴ラストは追加撮影とか噂があるようですね。じっくり検証はしていませんが、私の素直な見解としては撮影中の激しい動きによる発汗で髪質が変化したもの。それにより、見た目が変わっただけではないかと思いましたね。
ラストのシーンは画面上、小さいながらも金剛さんがピクピクと動いているので、とどめを刺された訳ではなさそうでした。この後、どうなったのかなって想像してみるのも面白いのではないでしょうか。

あと参考情報ですが、ちょっと前にメーカーの公式ページを見てみたのですが、
こちら
声の出演にちょっと違和感が。
石丸さんはいいとして、他の人に驚愕。。どこがですか?
と言いたくなる内容でした。(注:現在は削除されています)

例えば、

>>>クム・コン(滝口順平)

え?!滝口順平って赤い鼻の乞食のじいさんじゃないですか。

>>>ノラ・ミヤオ(太田淑子)

これも。。。
昔のヤッターマン見てた人ならたぶん分かるでしょうね。

最後にちょっとメモを書いておきます。ご参考まで。おわり

(付録)

役名(劇場版カナ表記)俳優名(中文名)声の出演

徐英風(ヒュー)・・・ジャッキー・チェン(成龍) 石丸博也
黄珠(ヒュアンジュ)・・・キム・チンラン(金正蘭) 太田淑子
百爺さん(乞食党パク)・・・リー・マンチン(李文泰)滝口順平
錢獅(黒竜党チェンティ)・・・カム・コン(金剛)仁内建之
唐萍兒(タンピンエル)・・・ノラ・ミャオ(苗可秀)小山茉美
黄振中(飛虎党)・・・タン・ラム([イ冬]林)千葉耕市
魯老怪(鷹の爪党ルー)・・・ウー・テーサン(武徳山)上田敏也


【作品DVD】

日本語吹き替えです。是非とも石丸ジャッキーをご堪能ください!!

蛇鶴八拳 〈日本語吹替収録版〉 [DVD]
ジャッキー・チェン
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

【作品ブルーレイ】
永久保存版の劇場公開テレシネ・バージョン。一家に1枚どうぞ。

蛇鶴八拳 日本劇場公開版  [Blu-ray]
ジャッキー・チェン
パラマウント
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龍拳(日本劇場公開版)

2014-12-24 22:22:24 | 成龍的電影

『龍拳』はご存知のように笑いの一切ないシリアスな復讐劇です。

この映画のセリフはひとつひとつ重みがあり、広東語ではあるけれども、心の奥に響くセリフなのです。セリフをそっくりそのまま今でも覚えていますが、それ以前に劇場版のフィルムの編成は本当に素晴らしい出来でした。オープニングは、ラストバトルのダイジェストで、武術大会そのものはカット。

不要と思われたファッツォのシーンを削除し、質を高めていました。

これに小清水氏のオリジナル主題曲をはじめとする音楽が挿入された完璧な編集であったのでこれ以上言うことはありませんでした。

今回の商品化パッケージが届いたので早速見てみました。一箇所だけ気になる部分がありましたが、当時の記憶が鮮明によみがえって来たようでした。(旧友との帰り道での会話など。)なぜかクラスでは話題にならず、観た人間が極少数であったんですね。

しかし、ヒーローは間違いなくそこにいたのです・・・。私の懐かしい忘れられない思い出です。

是非、ゆっくり堪能してもらいたい映像ですね。12/24(記)

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ヘビ!!なんです

2013-01-08 21:16:27 | 成龍的電影

こんばんは、醒龍です。皆様、今年もよろしくお願いします。
(しばらく更新をお休みしていました。どうもすみません)

2013年がやって来ましたね。干支は「ヘビ」。巳年です。
今年はヘビ年ということで最初は「蛇拳」がいい!と思っていました。

蛇・蛇・蛇。。本物のヘビは気持ちワルいですけど、縁起は良さそうですね(笑)。ガラガラヘビなんて好きだなぁ。映画だといろんなヘビ映画も作られてますが、ヘビを使う拳法ってことで、ここはもちろん「スネーキーモンキー蛇拳」(1978)でしょう!(もう、これしかないっ!!)


SNAKY MONKEY。いやぁーカッコイイ!!!
右から読んでね『蛇形?手』。

”SNAKY MONKEY”って言ってもサルっぽい感じはあまりしなかったけど、流派の争いに巻き込まれる気のいいお兄ちゃんって感じ。相手が爺さんとはいえしっかり教えてくれた恩を返そうと強敵・黄正利を倒すのだ。



蛇拳のジャッキーとじいさん(ユエン・シャオティエン)の会話。ここのシーンとか、二人のやり取りがとってもいいんだよね。(結局、約束破っちゃうんだけど・・・。)


キビシイおじいさんだけど、この「蛇拳」の時がとっても良かった!ちゃんと蛇拳教えてくれるし。(実はネコ舌なのじゃ~)



ジャッキー(成龍)の修行シーンが素晴らしかった。(音楽も最高!) タマゴを飲みこむ手が”ヘビ”だよー!!こんな蛇拳見せるのはジャッキーだけだった(と思う)。


2013年は、このジャッキー・チェン主演映画「蛇拳」がふたたび脚光を浴びて世間の注目の的になってくれたりしないかなと密かに思ったりしています。たとえば、BDソフトの発売なんかもいいかもね。(もちろん日本語音声入りで!)


そういえば、つい最近キャッチした情報ですが、石丸さんの声に似ている人がいるらしい。動画が観てみたい・・。(どんな声なのだろう??)

ということで、遅くなりましたが、今年の1回目更新はおしまいです。 


 

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「ヤング・マスター/師弟出馬」

2012-09-11 00:00:00 | 成龍的電影

先日、ゴールデン・ハーベストのチョウさんがやってくるという大ニュースを知り、ビックリしましたが、やっぱりハーベストと言えば『師弟出馬』を忘れてはいけませんね。 

今週もうすぐ、「ヤングマスター」などのブルーレイ発売ということで、再びジャッキー・チェンのヒット作を見る機会が到来!またこの映画もどぉーっと普及しはじめることでしょう(笑)。
ジャッキーとキムことウォン・インシックとの激闘はもう忘れられない名勝負として語られていることと思います。
コレのファンは多いと思いますので、またさらにドーンと増えていって欲しいですね。 


ここで、ひとつマメ知識を。

ユン・ピョウの使ってたイスってなんて名前だかわかりますか??

漢字2文字で板ともう一文字が
登の下に几って書いてバンドンって読むみたいですが、このバンドンをつかった武術大会で演技するようなちゃんとした種目としてあるそうなんですよ。

 バンドン・カンフー

・・・ってなわけでマメ知識のコーナーでした。

あと、BDには日本語吹替も初めて収録されるそうですのでこちらも要チェック!
最近は当時のテレビの音声が入るというケースが確実に増えてきていると思います。(ニーズがあることがメーカーサイドにも浸透してきた証拠ですね)。
「ヤングマスター」にもここのメーカーさんの売りである復刻版が入るということで、出来についてはみなさん気になるところだと思います。

珍しくカナダ製のメディアに収録されていたのがいわゆる国際版の本編というヤツですね。違う尺のものがいくつも入るなんてソフトもテレビのように多チャンネル化してますが、時間があれば比較してみるのも面白いでしょうね。(そういえば台湾版なんてのもありましたっけ。)

ただ国際版のように海外のソフトに需要が集中し、買ってみないと何とも言えない、買ったら買ったで期待していたものとはかけ離れている。でも確かめてみたくなる…みたいな、もうそんな時代は終わってしまったのかも知れません。(去年ぐらいからでしょうか、私はパッタリと輸入モノを買わなくなってしまいました)

 国際版タイトル・カット

ワイドなんだけど画質はあまり良いとは言えませんので、キレイなプリントで見てみたいですね。

 

 

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