9月4日下北沢タウンホールで開催された、パキスタンの伝統音楽グループ「ザ・サッチャル・アンサンブル」のライブ公演音響を
担当させていただきました。
ザ・サッチャルアンサンブルは、近年のイスラム原理主義運動の影響で、音楽家たちが活動する場を失ってしまった中。
自由に音楽できる場を求めて伝統音楽にジャズの要素を入れた楽団を結成。海外に活動の場を求め成功を収めるという事実を記録した
映画「ソング・オブ・ラホール」の上映が東京・渋谷のユーロスペースで公開されており、そのプロモーションと東京ジャズ出演をかねて来日した。
4日は、彼らの来日のための資金集め(クラウドファンデング)に応じてくれた賛同者向けに企画されたクローズコンサートとして開催された。
どの演奏も伝統音楽をジャズにアレンジした聴きごたえのあるもので、大いに観客を沸かしていた。ラストは彼らを有名にした名曲
「テイクファイブ」で締めくくった。
音響スタッフとしては、4日夜間のみ空いていた”タウンホール”で17:30搬入・PA設営、19:00サウンドチェック、19:30開場、19:50開演
21:00終演というタイトなスケジュールだったが、何事もなく終演を迎えることができた。いやー疲れる半日でした。