①しゅんとうバザールとは?
労組が取り組む”春季生活闘争”を労働側だけで展開することなく”国民春闘”と位置づけ、
地域商店街と協働して取り組もうと言うものです。
勤労者の賃上げが実現すれば購買意欲が湧きます。そして消費行動へと昇華します。
したがって、個人事業者の多くが”自分達には賃上げなどない、組合は甘えるんじゃない”みたいな勘違い抗議をする方が
いますが、”金は天下のまわり物”の例えのとおり、私たちの社会・経済は循環して成り立っていることを分かってもらうことが目的です。
②労組と商店街が一緒になって何をするのか?
労組と地域の関係が希薄なことが、日頃の運動・選挙にも少なからず影響していると感じています。
労組は地域商店街と協働し”春闘”の意義をアピールします。
そして模擬店、お子さまコーナー、ユニオンフリマなど出店します。
予算的にゆとりがあればキャラクターショー、ピエロ、マジシャン、お笑いタレントなどゲストを提供し、集客に貢献すれば一段と盛り上がります。
商店街は開催日を”春の大売出し”日と位置づけ、大売出しを開催。
いつもなら予算が限られゲストなど呼べない商店街がこの日だけは組合と共闘することで、いつもより豪華なイベントを開催できるのです。
お互い「WIN WIN」なのです。
③組合の獲得目標は?
組合員に配布する”動員費”を現金でなく、当日のみ有効の”組合通貨”にします。
現金の場合、お金に”組合”とは書いていないので組合がその日一日でいくら商店街の売り上げに貢献したか分かり難い面があります。
しかし”組合通貨”であれば数字は一目瞭然!
イベント終了後、地域の組合事務所等に”組合通貨”を持参していただき、現金引き換えすればその日一日でいくら商店街に貢献したか分かります。
これを行事終了後、地域や機関紙で宣伝すれば”組合”の力を宣伝できます。
私たちの運動は常に”下心をもち””したたかに”仕掛けることが大切です。そして大切な組合費の使い方には社会性も持たせましょう!
By:元組合出納担当者 ※個別のご相談ください。分かりやすくご説明いたします。