魂の弁護士、ヤミ金・貧困を許さない！！

この日は魂の弁護士と言われ、年越し派遣村名誉村長、日弁連会長などさまざま活動を行っている宇都宮健児氏が、労福協会員や一般参加者へ改正貸金法とヤミ金融の実態をお話ししました。取り立ての電話音声が会場に流れると、その恐ろしさに会場全体が固唾をのんで聞き入っていました。こんな相手に体を張って立ち向かってきた宇都宮氏に敬服するとともに、ヤミ金に手を出さざるを得ない人の環境には殆どの場合、貧困問題があると指摘、年越し派遣村でもその７割が債務超過に陥っていることからも、貧困問題の解決無くしては債務超過の無いこと、そしてまずは救済のためのさまざまな窓口があり、それを知ること、学校でも教えることの必要性を訴えられました。

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記憶に残るレセプションを演出します！！

この日は、結成５０周年の式典・祝賀会が行われ、式典では記念講演としてワールドビジネスサテライトでお馴染みの、三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルタント調査部長の五十嵐敬喜氏に、内外経済状況と日本の閉塞状況についてお話いただきました。また祝賀会ではオリジナルソングの弦楽アレンジバージョンでスタートし、超絶技を繰り広げる中国雑技団の演技に歓声と手拍子が鳴り止みませんでした。演技のいい中国獅子舞も迫力の登場で、会場全体を盛り上げました。

来賓も長くとどまっていただき、それだけ楽しい、皆さんの笑顔が印象的なパーティでした。

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貧困・格差を越えて、働く汗が報われる社会をめざして！！

この日は反貧困ネットワーク、ＮＰＯもやいの事務局長で、現在は内閣参与の湯浅誠氏が、ワープアや貧困の現状を解説し、その対処法などをお話しました。中でも印象的だったのが、アメリカの自動車産業労組ＵＡＷの組合員が現状を考えたとき、８０年代に非正規化が進む中で、それを押しとどめる運動をしなかったことが最大の悔いとして残っていると吐露するお話は、はっとさせられました。最後に、今後の状況が（運動）しても大変、しなくても大変というどちらかの選択しかないことを訴え、これ以上貧困が広がらないよう、そして現在の貧困を少しでも改善することを呼びかけました。

貧困に潜む、ジェンダー、教育、格差、雇用を改めて勉強してみませんか？！

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