3/28、連合中央本部と共同で行う、震災地域への物資搬送のため東北に向かいました。避難所やボランティアの宿泊に、体育館や学校の空き教室が使用されていますが、まだまだ寒い東北地方、床も冷たく、低体温症や不眠症に悩まされているといいます。ブルーシートなどが足りないようなのですが、支援物資の受付項目に含まれておらず、自治体などに預けて送ってもらうのが難しいため、私たちが搬送を申し出ました。
あらかじめ畳を千葉の倉庫で積み、この日は朝からブルーシートを積み込みます。
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自立支援サポートNPOの皆さんにお手伝いいただき、あっという間にワゴン車満載の物資を積み込み、いざ東北へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c8/b5aa08587490156cb1e5303008c7a478.jpg)
朝方あった地震の影響で通行止めなどが心配されましたが、通る予定の道路は通行止めもなく渋滞などもありませんでした。震災によりところどころひび割れや、応急的に修繕したあと、また修理を行っている現場も目撃し、その爪あとに言葉を失いました。
福島市内に入ると、ちょっと前まで関東でも見受けられたガソリンの給油渋滞があちこちで見受けられ、物資不足が深刻なことを物語っているようでした。
連合福島さんに到着し、無事救援物資を渡し終えると、情報収集のために市役所によってみることにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ef/644c08ef2f48d0fc3327087e10334b26.jpg)
市役所ロビーでは、高校生がボランティアの腕章をつけて待機しており、話を伺うと、登録をして、自分たちの活動時間になるのを待っているのだそうです。仕事の内容は市内で物資の仕分けなどを行うそうです。
役所の方にもお話を伺うことが出来ましたが、市内ではある程度物資は整いつつあるようですが、人的な支援が一番足りないそうです。物資を運ぶ運転手さんなども不足しているようです。福島ではまだまだ予断を許さない状況なので、皆さん気持ちを張りつめて仕事をしている印象を受けました。
福島市内で昼食を済ませ次は仙台に向かいます。サービスエリアでこまめに給油をするのですが、北上するごとに給油渋滞は長くなり、SA入り口の外まで車が並んでいます。レストランやトイレなども地震の被害を受けて、閉店・一部利用停止になっているSA、PAも。また、棚の陳列商品も少なくなっていきます。
仙台市内に入り連合宮城さんに到着。ブルーシート到着を大変喜んでいただき、運びがいがあったと嬉しく思い、また現状について少しお話を伺いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5a/3050b7a5ed6100272b3975c547b62667.jpg)
宮城ではガソリン不足が深刻で、物資が届いていても避難所へ十分に届けることが出来ないようです。また、被災地に行きたくても燃料不足で2次被災になる可能性もあり迂闊に動けないとのことで、街宣車にはスコップやその他装備を満載にしていつでも出発する準備は出来ているのにと歯がゆそうでした。
また、意外だったのは、ガスが復旧していないことでした。震災時安全のためすべての栓を締めたようで、その開栓作業は1軒1軒立会いのもと行っていくため全部終了するのに1ヵ月半はかかるとのことでした。このために全国から相当数のガス会社のみなさんが助っ人としていらっしゃっているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fb/bffadb6f09e2a1035045d06032d58bb5.jpg)
お話を伺った後、岩手・盛岡の連合岩手さんを目指すべく車に乗り込みますと、盛岡よりは、ボランティア基地になる花巻の小学校へ届けて欲しいとご要望があったので、花巻を目指します。
サービスエリアの給油渋滞がどんどん長くなっていくのに不安を覚えながら、花巻に到着。この日は花巻で1泊しました。
翌朝、さっそく小学校を目指し出発。途中、朝食を買いにコンビによると、商品の無さに驚きました。関東でも品不足の状態ですが、これほどとは思いませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a2/1332d37e74f5544e7ddb131d1db6305a.jpg)
関東でも貴重な納豆巻きとお茶を買い小学校へ。連合の皆さんや地元の市議、県議さんと合流し、みんなで物資を運び込みます。
そもそも最初に物資のご要望いただいた地方連合さんですので、運び込む作業に躍動感と団結力がみなぎります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f4/abd12ee51511c152337a06500010abb5.jpg)
この小学校は3月一杯で廃校になるため、ボランティア基地としてお借りすることが出来たようですが、被災地からは車で1時間半ほどかかります。その手前の小学校などは自衛隊や医療チームの最前線になっており、団体ボランティアはこのくらいの場所に陣営を組むことしか出来ないようで、状況の難しさを物語っているようでした。
ボランティア自体も、津波の場合は、流され積み重なっている瓦礫のため足場の確保やその撤去が難しいとのことでした。
ちなみにこちらの小学校の机やイスなどの備品は、流されてしまった大槌町の小学校の仮設設置場所が決まった段階で、そちらに送り込まれるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d7/c49e2d90fd8549b197459dcc38b2e65c.jpg)
現時点、一般のボランティア受け入れが出来ない状況の中、団体ボランティアの皆さんの活躍がとても期待されていると思います。
また物資や支援などは、現地の要望を具体的に確認しながら行ったほうが良いことも
感じました。
いまはやれることが限られてしまっておりますが、それぞれの役に立ちたいという想いは強いと思いますし、その気持ちを胸に今は出来ることを精一杯やって行きたいと思います。
本当に1日も早い復興を願うとともに、それに向けた協力を行い続けたいと思います。
p.s.
今回の震災の影響で、弊社が担当していた労組行事の殆どがキャンセルとなってしまいました。そのためもあって、救援物資のお届けを申し出ることが出来ました。不可抗力のため仕方がないことですが、これからも組合活動をサポートさせていただき、ともに歩んで参りたいと思います。これからも皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
あらかじめ畳を千葉の倉庫で積み、この日は朝からブルーシートを積み込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/36/c18f27a91267385936d48e89b296b276.jpg)
自立支援サポートNPOの皆さんにお手伝いいただき、あっという間にワゴン車満載の物資を積み込み、いざ東北へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c8/b5aa08587490156cb1e5303008c7a478.jpg)
朝方あった地震の影響で通行止めなどが心配されましたが、通る予定の道路は通行止めもなく渋滞などもありませんでした。震災によりところどころひび割れや、応急的に修繕したあと、また修理を行っている現場も目撃し、その爪あとに言葉を失いました。
福島市内に入ると、ちょっと前まで関東でも見受けられたガソリンの給油渋滞があちこちで見受けられ、物資不足が深刻なことを物語っているようでした。
連合福島さんに到着し、無事救援物資を渡し終えると、情報収集のために市役所によってみることにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ef/644c08ef2f48d0fc3327087e10334b26.jpg)
市役所ロビーでは、高校生がボランティアの腕章をつけて待機しており、話を伺うと、登録をして、自分たちの活動時間になるのを待っているのだそうです。仕事の内容は市内で物資の仕分けなどを行うそうです。
役所の方にもお話を伺うことが出来ましたが、市内ではある程度物資は整いつつあるようですが、人的な支援が一番足りないそうです。物資を運ぶ運転手さんなども不足しているようです。福島ではまだまだ予断を許さない状況なので、皆さん気持ちを張りつめて仕事をしている印象を受けました。
福島市内で昼食を済ませ次は仙台に向かいます。サービスエリアでこまめに給油をするのですが、北上するごとに給油渋滞は長くなり、SA入り口の外まで車が並んでいます。レストランやトイレなども地震の被害を受けて、閉店・一部利用停止になっているSA、PAも。また、棚の陳列商品も少なくなっていきます。
仙台市内に入り連合宮城さんに到着。ブルーシート到着を大変喜んでいただき、運びがいがあったと嬉しく思い、また現状について少しお話を伺いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5a/3050b7a5ed6100272b3975c547b62667.jpg)
宮城ではガソリン不足が深刻で、物資が届いていても避難所へ十分に届けることが出来ないようです。また、被災地に行きたくても燃料不足で2次被災になる可能性もあり迂闊に動けないとのことで、街宣車にはスコップやその他装備を満載にしていつでも出発する準備は出来ているのにと歯がゆそうでした。
また、意外だったのは、ガスが復旧していないことでした。震災時安全のためすべての栓を締めたようで、その開栓作業は1軒1軒立会いのもと行っていくため全部終了するのに1ヵ月半はかかるとのことでした。このために全国から相当数のガス会社のみなさんが助っ人としていらっしゃっているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fb/bffadb6f09e2a1035045d06032d58bb5.jpg)
お話を伺った後、岩手・盛岡の連合岩手さんを目指すべく車に乗り込みますと、盛岡よりは、ボランティア基地になる花巻の小学校へ届けて欲しいとご要望があったので、花巻を目指します。
サービスエリアの給油渋滞がどんどん長くなっていくのに不安を覚えながら、花巻に到着。この日は花巻で1泊しました。
翌朝、さっそく小学校を目指し出発。途中、朝食を買いにコンビによると、商品の無さに驚きました。関東でも品不足の状態ですが、これほどとは思いませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a2/1332d37e74f5544e7ddb131d1db6305a.jpg)
関東でも貴重な納豆巻きとお茶を買い小学校へ。連合の皆さんや地元の市議、県議さんと合流し、みんなで物資を運び込みます。
そもそも最初に物資のご要望いただいた地方連合さんですので、運び込む作業に躍動感と団結力がみなぎります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f4/abd12ee51511c152337a06500010abb5.jpg)
この小学校は3月一杯で廃校になるため、ボランティア基地としてお借りすることが出来たようですが、被災地からは車で1時間半ほどかかります。その手前の小学校などは自衛隊や医療チームの最前線になっており、団体ボランティアはこのくらいの場所に陣営を組むことしか出来ないようで、状況の難しさを物語っているようでした。
ボランティア自体も、津波の場合は、流され積み重なっている瓦礫のため足場の確保やその撤去が難しいとのことでした。
ちなみにこちらの小学校の机やイスなどの備品は、流されてしまった大槌町の小学校の仮設設置場所が決まった段階で、そちらに送り込まれるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d7/c49e2d90fd8549b197459dcc38b2e65c.jpg)
現時点、一般のボランティア受け入れが出来ない状況の中、団体ボランティアの皆さんの活躍がとても期待されていると思います。
また物資や支援などは、現地の要望を具体的に確認しながら行ったほうが良いことも
感じました。
いまはやれることが限られてしまっておりますが、それぞれの役に立ちたいという想いは強いと思いますし、その気持ちを胸に今は出来ることを精一杯やって行きたいと思います。
本当に1日も早い復興を願うとともに、それに向けた協力を行い続けたいと思います。
p.s.
今回の震災の影響で、弊社が担当していた労組行事の殆どがキャンセルとなってしまいました。そのためもあって、救援物資のお届けを申し出ることが出来ました。不可抗力のため仕方がないことですが、これからも組合活動をサポートさせていただき、ともに歩んで参りたいと思います。これからも皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。