OUT OF CLOSET 資料
アメリカには様々なマイノリティの方々をサポートする団体があります。運営するのは宗教団体が多いようですが
NPO・NGO団体も活動しています。
写真は『OUT OF CLOSET』です。ここはAIDSの方々の生活や社会活動を支援する団体の運営する店です。
LA周辺に15店舗ほど展開し、運営するのはボランティアです。おもに寄付を受けた品物を販売しその売上金を
活動資金に充てています。右の写真は活動紹介ちらしと”避妊具”です。レジに置いてあります。
AIDSに対する理解・啓もうを深める目的と、これ以上被患者を増やさないため無料で避妊具を配布し、その
正しい使用法を解説する資料も配布しています。と言うより、避妊具を買えない貧困層の皆さんに無料提供
している・・・と言うほうが正解かもしれません。
貧困問題は様々な病、そして生活困窮から社会のはざまに追いやられ、貧困が貧困を生むという負の連鎖を
引き起こしています。こうした人権問題と取り組む活動家の皆さんに心から敬意を表したいと思います。
日本でも、様々な社会的課題に対して『デモ』『集会』など一発主義の運動ばかりでなく、拠点を設けて息の長い
取り組みが出来ればいいのになぁ!とため息が出ます。自分はこれからも社会問題から目をそらさない生き方を
貫きたいと考えています。 大丈夫かな?もう若くねぇんだぞ・・・