goo blog サービス終了のお知らせ 

らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

含蓄のある言葉

2008年02月13日 13時28分45秒 | 山形弦楽四重奏団
 昨日は、山形県立農業大学校(新庄)の卒業コンサートということで山形Qで演奏してきました。内容などについては他メンバーが書いているので省きます。校長先生と昼食懇談会という事でお話を伺う事が出来ました。その会話の中で、「農業(食)というのは人間の生活の中で必要ということに農業側(農家側)から甘んじてはいけない。こちらから社会とどんどん関わりを持って、いつも新しい事にチェレンジして、自分たちがやれる事を常に模索しなくてはいけない」という趣旨(だと思う?)の言葉をいただきました。校長先生は、音楽がとてもお好きな方らしく、山形響も聴きにいらした事があるとおっしゃっていました。「ブラームスの交響曲第1番を聴いた時にどうも心が晴れたというか、この曲を聴くために生まれて来たとも思えるんですよ。大袈裟ですが」等々。

 とても含蓄の有る言葉だと帰宅途中にも、ず~と考えさせられました。私達音楽家も置かれている立場に甘んじてはいけないんですね。食よりは生きてく上で必要は無いと言っては言い過ぎかもしれませんが、だからこそ何かを模索し続けなければ、滅びてしまうジャンルの職業です。

 今日は、ギャラより大切な言葉をもらったと思いました。職員の方々にも大変お世話になりましたし、学生達も快い挨拶をしてくれて、とても気持ちのいい仕事でした。

(写真上)山形県立農業大学校地内「緑風館」。ここで演奏させていただきました。
(写真下)演奏中の山形Q

     
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年こそ。

2008年02月12日 01時37分16秒 | 雑記
 今年は是非実現しようと思っている事の一つに、「モンテディオ山形のホームゲームを見に行く」というのがある。もう山形県人になってから10年近いのだから是非実現の方向に向かいたい。野球観戦は子供の頃からだいぶ行ったが、サッカーの方はご無沙汰だ。あっちなみに野球は子供の頃から日本ハムファンだった。ファンクラブに入っていて後楽園球場によく足を運んだものだ。今は本拠地も北海道に移って、私も山形県人なのだから楽天を応援しなくちゃと思っているのだが、ついつい日本ハム~!になってしまう。ファンとはそういうものだ。

 実は内緒だが(ネットに流してるじゃないか~)、Jリーグ発足以来「浦和レッズ」のファンだ。J2に降格したとき、山形戦は本当に苦しみの種だった。J2は今年チーム数も増えて、なかなか面白そうだ。何とか時間を作って、観戦に行きたい。地元のチームを応援しなくては。今年からは「モンテディオ一筋」にする所存である。鷲田 雅一選手のファンだったのだが、栃木に移っちゃったの?あの長身からのヘッドは見応え有ったのになぁ~。

 うちの奥さんは全然興味はなさそうなので、サッカー観戦をいっしょに行ってくれる人を募集します。別におじさんでも、おばさんでも、老若男女問いません。一人で行って、誰も知らない人達の中で完全燃焼して来ても良いけど。笑。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマデウスの旅1年目終わる。

2008年02月10日 23時40分47秒 | 山形交響楽団
 昨日と同じプログラムで、酒田市の北側~遊佐町中央公民館で演奏会がありました。周辺地域の方が、たくさん来ての盛り上がった演奏会だったと思います。今日の演奏会は「鳥海春待ちコンサート」と別名のタイトルもつけられていて、たくさんの実行委員の方々が演奏会を仕切ってやっていたと思います。そういうのは、本当にありがたい事だし感謝しなくてはいけないことですね。この場をかりてお礼を申し上げます。山形交響楽団は、たくさんの県民に支えられているんだなぁ~と思える瞬間でもあります。

 8年がかりの長大な企画の1年目が終わり、晴れ晴れとした気分で家路につきました。今日の鳥海山は少し上の方に雲がかかっていて、絶景とはいきませんでしたがなかなか良い眺めでした。


 さてはて、この「アマデウスの旅」はご好評のため、今年度3回はほぼ満員でした。チケットの方も演奏会直前だと売り切れごめん状態になることもありましたので、確実に演奏会に行きたいという人がいらっしゃいましたら、個人会員になる事をお勧めします。毎回チケットを買うより格安になっていますし、確実にチケットを手に入れられますから。

 既に来年度(2年目)のパンフレットを配りだし始めたので、早めの申し込みがよろしいかと。

来年度の「アマデウスの旅」も宜しく御願いします。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あまり見た事が無いでしょ?

2008年02月09日 22時53分43秒 | 山形交響楽団
 山形交響楽団の8年にわたる「アマデウスの旅」の1年目が今夜終わりました。明日も同プログラムで遊佐町で演奏会があります。明日の朝は雪が降るそうなので、月山越えは気をつけないといけませんね。

(写真上)開場直前の山形テルサの舞台からの客席です。客入り直前なので係員のチェックも余念がありません。

 演奏会では珍しくファゴット協奏曲で、おり番をもらいました。曲は有名でもなかなか実演に接する機会が少ない曲です。高橋さんの熱演で、お客様もやんやの盛り上がりでしたね。

 おり番なので、貴重な写真を撮る事が出来ました。演奏を終えて、舞台袖に戻ってくる高橋さんです。演奏が終わってほっとした表情をしています。いい経験でしたね。うらやましいです。明日も頑張ってくれる事でしょう。本人に無断で写真載せてしまいました。明日お許しをもらおうと思います。


お客様からはあまり見る事が出来ない角度からの風景でしょう?

追記。
山形響でおり番がもらえる事は皆無にちかいので、ゲネプロの時間に山形響の生の演奏を初めて聴きました。「へぇ~こんな音なんだ山形響は・・・」と新たな発見もいっぱい出来ていい経験でした。もっと経験してみたいです。笑。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

F.Mendelssohn

2008年02月06日 01時39分54秒 | お気に入りのCD
 メンデルスゾーンは、山形Qのメンバー中爺と私が共通して好きな作曲家である。彼は、38年という短い生涯ながら非常に多い作品を残していて、弦楽四重奏曲もたくさん書いている。しかしあまりレコードにはめぐまれないで、ほんの数年前まであまり録音は他の作品と比べて多くなかった。ところが最近HMVなどの室内楽のページを見るたびに新譜が出ていて、有名な弦楽四重奏団(若手を中心に)ごそっと録音しだした。私にとっては嬉しいが、財布には悲しい結果になってしまう。涙。

 第1番や第2番、第6番はいつ聴いても良い曲だなぁ~。いつか演奏したいなぁ~。と思ってしまう。(第1番は山形Q第14回定期演奏会で演奏した。)聴くのは良いが、演奏は本当に難しい。ある種の覚悟が必要??
 
 他の第3、4、5番は??
良い曲だけど難しいなぁ~地味だろうなぁ~?と思っていたところ、良い曲じゃんと変えてくれたCDに出会えた。パシフィカQのCD!!日系ぽい名前のイケメンヴィオリストときれいなおねぇ~さん写っているジャケット写真で買ってしまったのだ。(後ろのメンバーの方々すみません。この口がすべりましたm(_ _)m)

 
 イザイQの全集も良かった。とここまでパシフィカQを持ち上げといてなんだが・・・・・。

全集好きなあなたにもメンデルスゾーンを聴いた事がなくて、聴いてみようかなぁ~と思う人がいたら・・・・・・。

 まずは、カルミナQの第2番、第6番のCDを買うのを勧める。この演奏を越えたものには出会った事がない。



いつもながらすごい脈絡のない!典型的B型の文章だなぁ~~。
HMVジャパン
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Quatuor Ysaye

2008年02月03日 18時43分34秒 | お気に入りのCD
 山形弦楽四重奏団次回の定期演奏会の勉強のため買ったCDがこれだ。イザイQはメンデルスゾーン全集や他何枚か持っていたので、安心して聴けると思って購入した。プログラミングしたG.フォーレの弦楽四重奏曲 Op.121のために購入したのに、カップリングのAlbéric Magnard(マニャールと読むらしい)1865~1914の弦楽四重奏曲Op.16の方にはまってしまった。


 実は私はこのマニャールを恥ずかしながら全く知らなかった。フランスの近代作曲家。解説を読むと色々難しい事が書いてあるが、一番気になったのは、その没年1914年の意味する所だ。第一次世界大戦勃発の年に、別荘に侵入してきたドイツ兵と勇敢に交戦し、二人の兵を射殺するものの、残りの兵によって屋敷に火を放たれ、数々の作品と共に焼き殺されてしまったらしい。こんな良い曲を書く人には思えない壮絶な最期だったらしい。幸運にもこの弦楽四重奏曲は、歴史に忘れられず残った。

 曲は、フランクのような響きのする聴きやすい近代曲である。魅力あふれる未知の作曲家と出会えた時は本当に幸せを感じる。
HMVジャパン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は鶴岡音楽祭2008

2008年02月01日 23時11分18秒 | 山形交響楽団
 明日、2008年2月2日(土)午後3時開演(午後2時30分開場)
鶴岡市文化会館にて鶴岡音楽祭の演奏会があります。 

毎年この雪深い2月に行われるコンサートです。
今年は、   
「郷土を愛した作曲家 佐藤敏直~その人と作品~」という題名が付いています。
内容は以下に記します。

 特別ゲスト : 中田幸子(中田喜直夫人)
 ゲスト : 佐藤玲子(佐藤敏直夫人)
      高梨智子(ピアノ)

 指揮 : 工藤俊幸(山響指揮者)
 管弦楽 : 山形交響楽団
 出演 : 斎小学校ミュージックベル隊
     鶴岡放送児童合唱団
     鶴岡南高音楽部
     鶴岡北高音楽部
     鶴岡東高音楽部
     鶴岡土曜会混声合唱団
     鶴岡市合唱連盟

曲目 : J.シュトラウス/喜歌劇「こうもり」序曲
   佐藤敏直/星と大地とによせる舞曲(1979年改訂版)
   佐藤敏直/混声合唱組曲「谷川俊太郎の詩による四つの歌」
   佐藤敏直/ピアノ淡彩画帖 より
   佐藤敏直/交響讃歌「やまがた」 より「おたかぽっぽの夢」「紅花幻想」
   佐藤敏直/はじめての町(混声合唱管弦楽版)より「はじめての町」「さくら」
   中田喜直/雪の降る町を
   中田章/早春賦
   その他

----------------------------

 その他の所で実は、山形弦楽四重奏団で以前取り上げた、
佐藤敏直/弦楽四重奏のための「モルトアダージョ」(1970・1981改訂)
を演奏します。

メンバーは、犬伏亜里、蜂谷ゆかり(ヴァイオリン)と茂木明人(チェロ)と私(ヴィオラ)

せっかく山形弦楽四重奏団で昨年、何回か演奏会で取り上げたので、そのメンバーで演奏させてもらえば良かったのですが、山形交響楽団の演奏会なので、それはかないませんでした。ですが、たまには他の人達とアンサンブルをすると曲の中に新しい発見をする事が出来るときもあります。良い経験です。今日は鶴岡でリハーサルしてきました。

佐藤敏直先生の奥さんにも再会してきました。話しも弾んで楽しいひとときでした。
明日も、頑張ります。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする