らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Arnold Bax(1883-1953)

2008年02月23日 22時23分35秒 | お気に入りのCD
 ドイツ3大Bという言葉をクラシック音楽を好きな方はご存知だろう。Bach、Beethoven、Brahmsというドイツを代表する作曲家の頭文字をとった言い方である。

 私は、英国のクラシック音楽特に近代音楽を好きでよく聴いている。ElgerやWalton、Vaughan Williamsなどを除けば、「B」が頭文字の作曲家がやたらと多い。有名な所では、Benjamin Britten。その他~Frank Bridge(1879-1941)、 Sir Arthur Drummond Bliss (1891-1975) 、そしてこの Arnold Bax(1883-1953)である。
     


 聴く音楽として、英国の曲を好きだという人はマニアックだと思うのだが、聴き始めるとどんどんはまっていく。私は、従姉が英国音楽を好きで、勧めてくれたのがきっかけだった。

 現代曲(古典派やロマン派などより和音構造が拡大するという意味で)が苦手な人でもこのBaxはかなり聴きやすい。いやこの音楽はロマン派だな。かなりロマンティックだ。第1番なんて、最初からA.Borodinかなんかの曲と間違ってしまうもの。

 最近、聴く作曲家を拡げようかな~なんて思っている人がいたら、お勧めだ。「最近Baxにはまっちゃってさぁ~」なんて友達と会話したら、少しかっこ良くない??誰も知らない作曲家だもの。

 それにしてもNaxosで英国音楽の弦楽四重奏曲を収録しているマッジーニQって、すごくうまいなぁ。ちなみに上記であげた作曲家達は、Bachを除いてみんな弦楽四重奏曲を書いていている。
HMVジャパン
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