らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

宮本武蔵(1973年松竹映画)

2012年08月11日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 出演者は以下の通り。
 高橋英樹( 宮本武蔵)、田宮二郎(佐々木小次郎)、松坂慶子(お通)、倍賞美津子(朱実)、佐藤允(吉岡伝七郎)、細川俊之(吉岡清十郎)、笠智衆(沢庵)、石山健二郎(壬生源左衛門)、木村俊恵(お甲)、任田順好(お杉)、戸浦六宏(宍戸梅軒)、穂積隆信(祇園藤次)、加藤武(岩間角兵衛)、加藤嘉(長岡佐渡)、河野秋武(木村助九郎)、汐路章(研屋耕介)、谷村昌彦(佐助)、牧冬吉(木南加駕四郎)、浜畑賢吉(細川忠利)、仁科明子(お光)、有島一郎(小林太郎左衛門)、フランキー堺(本位田又八)、米倉斉加年(ナレーター)

 音楽:鏑木創

 ちょっとした息抜きには邦画、特に時代劇が最高です。江戸時代の剣豪~宮本武蔵を扱った映画は数多くありますが、この映画は吉川英治原作「宮本武蔵」を加藤泰監督、野村芳太郎&山下清泉の脚本で制作されました。

 こういう昭和の時代劇はなかなかDVD化されないので、TVなどでチェックして見るしかないのですが、先日放送されたので録画しておいたのを見ました。148分の映画で、宮本武蔵の暴れん坊だった若い頃から武者修行をして、佐々木小次郎との巌流島の戦いまで描かれています。昭和の良いタッチが所々にあり、とても興味深く見ることが出来ましたが、ただ惜しいのは田宮次郎演じる佐々木小次郎の凄さを表すシーンが少なかったこと。宮本武蔵の精神的成長(苦悩を伴う)に時間をかけたため、何故?佐々木小次郎と剣を交えなくてはいけなかったか?最強の相手~佐々木小次郎の凄さはほとんど触れておらず、強気の佐々木小次郎があっけなく撲殺されてしまって映画は終わってしまいます。せめて、ツバメ返しとか長い剣を使って、素早く標的を倒すなどのシーンがあっても良かったのかも・・・・。

 高橋英樹、フランキー堺、松坂慶子、倍賞美津子の好演が光りました。

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