らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Lionel Tertis

2008年08月24日 02時34分01秒 | お気に入りのCD
 昨晩の山形響の第191回定期演奏会には、沢山のお客様がご来場下さり大変感謝しています。首席客演指揮者の阪哲朗氏によるオールフランスプログラム!ちょっときつかったですが、大変楽しく演奏が出来ました。この方!実は私より2歳も若いのです。落ち着いていて練習中に指示されても「はい。わかりました」ってつい答えちゃうんですよね。力士と指揮者は自分がいくら年くっても年上に感じてしまいます。笑。稀にあるのですが、演奏会終了後に頭が興奮していて、体は疲れているのに眠れなくなる時があります。次の日も基本的には用事満載のスケジュールなので、寝ないと困るのですが。

 そんな時は、心を落ち着かせる音楽を聴こうっと。

 作品で選んでも良いのですが、好みの演奏家のCDをよく聴いています。

 それは、Lionel Tertis(1876~1975)のCDです。

 ターテイスは、プリムローズと並んで20世紀を代表するヴィオラ奏者です。録音はほとんどがSP時代の物なので、肝心の音質の方は悪く、チリチリとした針の音やボツッという音が聴こえてきます。しかしそれさえ良い味で聴こえてきます。それもこれもターティスという人の演奏が素晴らしいからです。プリムローズに比べて大きいヴィオラを愛したターティスのその甘いとろけるような音色は私を魅了し続けます。演奏方法も現代からは古くさいのですが、押し寄せる音楽の波に溺れてしまいそうになります。一人の夜にしんみり聴くのには大変良いですよ。

 実は、写真のアルバムではないものを聴いているのですが、このCDもターティスの魅力を楽しめると思うので載せておきました。

 聴きすぎて結局夜更かしです。本末転倒・・・・・・・。
HMVジャパン

ウィキペディア
ライオネル・ターティス
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする