ヒミズというのはモグラの一種で日の目を見ることなく土の中で一生を終える・・・という説明から始まるこの映画。
う~ん、ある種の青春映画なんだろう・・・と思いながら観始めた。
せっかくお金出して貴重な時間を使って映画を観るんだったら観終わった後に爽快な気分になれる方が良いというのは、映画に限らず本でも舞台でも同じです。
で、だから観始めるとともに警戒の黄色信号が点ったのだけど、でも最後は共感できたから良かった。
必死に生きようとする若者の話で、そうなんだよ、幸せってこういうことなんだよと、高校生だった私は、真剣にそう思っていました。
いつから変わってしまったんだろうな。
変わってしまったからには、そこで生きていくしかなくて
でも、いつか戻れるかな、戻りたいものだなって、思える映画だった。
人生にはいくつもの岐路があって、そのたびに自分の選択した方に進んでいって今の自分に至る。
この映画はそんなある地点での懐かしい自分を思い出すことが出来ます。
でも私はまだもうちょっと頑張ってみるよ。
そしていつの日か、幸せになれると良いな。
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